【あいさつする三吉さん(右)、左から若林さん、島さん】
【三吉米熊】
「一般財団法人 三吉米熊顕彰会」の設立総会が6日、上田市の上田商工会議所であった。
これは昨年27年度、米熊・慎蔵・龍馬会(島喜治会長)の総会で承認され、非営利型一般財団法人の設立によって〃お宝〃ともいわれる三吉家史料を保存・研究、公開することで地域文化の啓蒙、地域の活性化が狙い。
一般財団法人 三吉米熊顕彰会の目的は、国の基幹産業として経済・産業基盤の振興に重要な役割を果たし養蚕・蚕糸業の技術を担う人材育成のための蚕業教育に生涯を捧げ近代産業の礎を築いた三吉米熊(小県蚕業学校長)。その父で坂本龍馬の朋友、三吉慎蔵の歴史的評価の高い三吉家(上田市、三吉治敬氏)所有史料の保存・研究と文献・図書・写真を公開、地域活性化に貢献するとしている。
主な事業は歴史資料を次世代育成の場として活用の資料館設置と維持、管理。保存されている文献・図書・写真の公開などとなっている。
設立者の拠出金は
▽若林邦彦氏(100万円)、三吉治敬氏(150万円)、松山株式会社(100万円)。
※同顕彰会の設立時役員次の通り(敬称略)。 ▽評議員
安藤友博、上條正義、桑原茂実、小山一彦、島喜和、山浦将来
▽代表理事 若林邦彦
▽理事 阿部勇、清水義雄、中曽根孝一、平本実、三吉治敬
▽監事 田口邦勝、林清弘