
【PRチラシを手にする小林代表】
首都圏の学生や社会人を中心につくるアマチュアオーケストラ「ユーゲントフィルハーモニカー」の里の秋コンサートが8日、上田市武石公民館で開かれる。5回目。
同オーケストラは農家でホームステイして農作業をし、空き時間は演奏練習に励み、ホームステイ最終日に無料コンサートを開く交流事業「農村プロジェクト」を平成20年から行っている。最初に受け入れたのが武石の信州せいしゅん村(小林一郎代表)だった。
以来毎年この時期に農村生活体験「ほっとステイ」に訪れ、練習とコンサートを開いている。地域の高齢者福祉施設の訪問演奏などもせいしゅん村の手配で行っている。
今年はメンバー約30人が5日から武石に入り、翌日は特別養護老人ホーム「ともしび」と「いこい」で訪問演奏を行う。
8日のコンサートは午前11時開演。滝廉太郎作「荒城の月」やチャイコフスキー作「バイオリン協奏曲」などを披露する。
小林代表は「メンバーの家族も一緒にほっとステイ体験するなど、より交流を深める。大勢にコンサートを楽しんでほしい」という。
問い合わせ(電話)0268・85・3939(信州せいしゅん村)