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2009年09月24日
◆「地域医療をともに考えるシンポジウム」(長野県  上田市 上田地域広域連合) 医師や住民、情報交換
医療シンポ

 県と上田市、上田地域広域連合は19日、「地域医療をともに考えるシンポジウム」を上田市の上田文化会館で開いた。

 上小地域は、中核病院の国立病院機構長野病院(上田市)が平成19年12月から出産の受け付けを休止し、常勤麻酔科医の不在も続いている。救急医療体制の充実も課題にあがっている。
 パネルディスカッション=写真=で森哲夫・長野病院長は「平成9年に約50人の医師体制でスタートしたが、この10月は38人体制。従前は当院がハイリスクのお産を扱っていたが約200人の妊婦が地域外の病院に通っている状態。今後医師を確保してできるだけ地域で完結できるような医療体制を一刻も早く実現したい」と話した。
 森寛夫・上田医師会副会長は市医師会が「2・5次の長野病院がダメなら、2次(病院)もダメになる。基幹病院して長野病院の充実が必要」と話した。
 住民グループ「うえだ百勇士会」代表で「かかりつけ医」に関する連続講座を主催する鈴木永さんは「医学的な知識も重要だが、医療従事者の皆さんが日々、どのようなことを考えて取り組み、悩み喜ぶか、感情面まで含んだ情報について私たち(住民)は医療側と話をして、診察室外での信頼感を育てていくことが必要」とした。
 母袋創一市長は「医師が足りていた時は病院や民間に任せて回っている状況はあった。行政としては10年先のグランドデザインを描いて今何をすべきかとう思考で取り組んでいかなければならない」と話した。
 鳥海宏・県衛生部衛生技監兼医師確保対策室長は、産科・産婦人科医師における女性医師が25〜29歳では全体の73・1%を占め、女性の割合が他診療科に比べて大きいとし、「女性の先生にいかに仕事を続けてもらうかが重要になる」と述べた。
 また千葉県のNPO法人「地域医療を育てる会」の藤本晴枝理事長が、千葉県立東金病院の住民との協働などについて講演した。
[ 投稿者:東信ジャーナル社 at 09:59 | ●うえだニュース(旧丸子町・旧真田町・旧武石村を含 ]

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