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2009年05月08日
【しにせ】 星野紬工房(上田市三好町) 
老舗星野紬工房②星野夫妻
 【二人三脚で50年、伝統を守る星野さんと妻の幸子さん】

老舗星野紬工房⑥機織りをする星野さん
 【機織りをする星野さん】

老舗星野紬工房⑤作業風景
 【リズミカルな音を響かせ絽紬を織る】

老舗星野紬工房①製品と糸
 【素朴な味わいと繊細な華やぎの絽紬】

老舗星野紬工房③染めた糸
 【染めた糸】

 上田市三好町の上田紬製造元「星野紬工房」は、県下でも珍しい草木染めの絽紬(ろつむぎ)を中心に手がける。この道60年の工芸士、星野五郎さん(80)と妻の幸子さん(77)が二人三脚で手織りの伝統を守りながら斬新な作品を世に送り出している。

 創業は大正9年。群馬の織物産地、桐生から上田へ技術指導に来ていた星野さんの父・亀吉さんが上田に居着いて開業、今年89年目を迎える。
 上田紬は400年の歴史があり、結城紬や大島紬と並ぶ日本三大紬の一つとして親しまれてきた。緯糸(よこいと)に生糸、経糸(たていと)には真綿から紡いだ紬糸を使い手で織り上げるのが基本。素朴だが品があり、軽く丈夫で着れば着るほど身体に馴染むのが魅力だ。
 戦前は縮緬や銘仙が中心。絽紬の開発は昭和30年頃、取引先の依頼で始めた。糸のよりを強くしサラッとした感触にするなど試行錯誤の末、数年がかりで商品化に成功。模様付きの手織り絽紬の基礎を築いた。絽紬は春から秋まで利用範囲が広いが、最近は裏地を付け冬物として着るなど変化も見られるという。
 柄のデザインとともにこだわるのが、深みのある色に仕上がる草木染めだ。クリやサクラを原料とする草木染めは化学染料に比べ手間はかかるが、仕上がりの風合いを考えると妥協はできないという。伝統の技に新しい息吹が吹き込まれた絽紬は、素朴な味わいの中にも繊細さと品のある華やぎのあるまさに芸術作品。平成12年には、この業績が認められ、勲7等青色桐葉章を受章した。
 最盛期の昭和40年頃には上田に40軒以上の織物屋があったという。星野さんも3〜4日で1反を織り、織るそばから問屋が切って買っていくことも多かった。「1本の糸が反物になり着物になる。織るのが楽しくて面白いほどはかどった」と幸子さん。
 トントン、トントンとリズミカルな音を響かせながら「元気なうちはやっていきたいね」と星野さん。絽紬への意欲はますます盛んだ。
 問い合わせ(電話)25・4357。
[ 投稿者:東信ジャーナル社 at 09:40 | ◆ 老舗 ◆ ]

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