ちょっと前、小金井公園内にある江戸東京たてもの園に行ってきました。
もらったパンフレットによると、「現地保存が不可能な文化的価値の高い
歴史的建造物を移築して復元・保存・展示する」ことを目的としている施設らしくて、
2・26事件の現場となった高橋是清邸や昔の大きな農家、立派な構えの銭湯などが
移築されていました。

さすがに趣のある佇まいの高橋是清邸。中には茶房があり、食事もできます。

下町の雰囲気が再現されている通り。道の広さは下町風じゃありませんね。

なんと鬼太郎の家まで復元されている!(手ぶれでボケたのが妖怪の家らしさを演出)

「子宝湯」という名前ですが、中は混浴ではありません
僕は田園調布にあったという洋風住居(大川邸)が一番気に入ったんですが、
昔ながらの大きな農家もなかなか。ちょっと室内が暗めだけれど、土間とか囲炉裏とか
うちにも欲しいなぁと思いました。
洋風建築が立ち並ぶ通りなんかは道も広々してて、本当に閑静な住宅街って感じ。
下町風な通りには文房具店、生花店、化粧品店、醤油店なんかが揃ってて、
もうちょっと店鋪が増えれば園内だけでちゃんと「街」として成立しそうなほど。
むしろ実際の街並より整然と建物が並んでいるから、景観的にはもちろん文句なしです。
日本、特に東京においては古き良き建物達が壊されてしまう例があとをたちません。
本当はこういう歴史的建造物はどれも現地保存が理想なんだけど、
どうしてもそれが無理なら、最後の手段でせめて移築・復元・保存するよう
努めて欲しいものですよね。
そういえば、現存する都内の木造駅舎としては原宿駅に次いで古いという
国立駅舎も解体されちゃうんですよね。
部材は保管されるようだけど、再築が本当に元通りされるかどうかちょっぴり不安も。
中央線の高架化工事に伴う解体だそうで仕方ないのかなぁとも思うんですが、
駅舎をそのまま一時移動させて工事後に元の位置に戻すという、最良と思われる案が
予算審議で否決されたための解体決定となったようで、どこかやり切れなさが残ります。
それにしても歴史的建造物と言えば旧正田邸。その取り壊しは本当に残念でした。
現地保存が無理だったなら、たてもの園内ででもいいからぜひ保存して欲しかったな。
江戸東京たてもの園のサイト
http://www.tatemonoen.jp/