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2013年07月28日
【4コマ】ブラックマネー
 実際のニュースを元に4コマ漫画。
【4コマ】ブラックマネー

 元ネタはこれ。どちらも日本のニュースです。
 ■「還元液で1万円札に戻る」ブラックマネー詐欺で100万円盗む グアテマラ国籍の3人逮捕 - MSN産経ニュース
 ■朝日新聞デジタル:千円札ばらまいて拾わせて…車内の100万円盗んだ疑い - 社会

 ちなみに、ばらまきと似たようなニュースでこんなのもある。
 ■妻が全裸でプールへ そのすきに夫が泥棒 - 国際ニュース : nikkansports.com
[ 投稿者:うえぽん at 21:55 | 自作4コマなど | コメント(2) ]

2013年07月21日
星新一の書籍未収録作が約60編みつかる & 日経「星新一賞」創設
 企業のPR誌や、学習誌などに掲載されたものの単行本や文庫本に収録されていなかった星新一の作品が、58編みつかったそうな。
 来月8月末には新潮文庫から『つぎはぎプラネット』という題で出版されるらしい。

 ■星新一の書籍未収録作、50編以上見つかる(読売新聞)

 「未発表」ではなく「未収録」という点に注意だね。
 未収録の作品を収めた書籍にはすでに『天国からの道』『ふしぎな夢』というのがあるが、たぶんそんな感じになるんじゃないかなぁと予想してる。
 例えば、「天国からの道」は「天使考」の別バージョンの作品なのだが、読売新聞の記事にある『単行本版との違いから別作品と判断したものなども含む』というのは、「天国からの道」と「天使考」の違いみたいなものだと思う。実際はどうなのか知らないが。



 もう1個ニュース。日本経済新聞社が「星新一賞」という文学賞を創設したそうな。

 ■日経「星新一賞」公式ウェブサイト

 応募規定の『人間以外(人工知能等)の応募作品も受付けます』というのが注目ですね。これは明らかに、人工知能に星新一の作品を学習させてショートショートを創作させるプロジェクトを考慮した規定だね。

 ちなみに、最終選考委員のひとりである瀬名秀明氏が、経緯などを書いてます。
 ■日経「星新一賞」: 瀬名NEWS


【余談】
 ツイッターでアニメや漫画のタイトルをいくつも並べている人がいて、これは何だろうと思ったが、どうやら同じ趣味の人を探しているらしい。
 これってつまり「ナンバーズクラブ」だな。
[ 投稿者:うえぽん at 22:43 | 雑記 | コメント(2) ]

2013年07月20日
【4コマ】消去法
 選挙が近づいてくると「消去法」という言葉をよく聞くようになる。
 というわけで「消去法」をキーワードにして4コマ漫画を作ってみた。
【4コマ】消去法

 語り手が犯人というのはたまにあるよね。


●消去法の欠点
 4コマ漫画の内容とは別の話。
 「選挙の投票先を消去法で選んだ」という人を見かけるが、下のように考えて選んでいるんじゃないかなと思うことがある。

 A党→駄目出しをする→見送り
 B党→駄目出しをする→見送り
 C党→駄目出しをする→見送り
 D党が残ったのでそこへ投票

 しかしこれは間違い。D党の駄目出しをしていない。D党も駄目出しをすることでD党も見送ることになり、投票先が一つもなくなってしまうこともありえる。
 消去法は、選択肢の中に正しい答えがあるのを前提にした考え方で、その前提を満たしていない場合、消去法は使えない。

 参考:消去法 - Wikipedia


 ちなみに、これを4コマ漫画で説明しようとネタを考えていたら、上のような別の4コマ漫画になってた。
[ 投稿者:うえぽん at 19:06 | 自作4コマなど | コメント(2) ]

2013年07月18日
『笑うな』(筒井康隆)を読んだ
 『笑うな』(筒井康隆)を読んだということで、その中から2編を4コマ漫画にしてみた。

【コミPo】「特効薬」「涙の対面」

 新薬がなかなか認可されないのは、こういう事情もあるからかもしれないと、たまに思う。


●一行説明
 ネタバレなしで各作品を25文字以内で説明すると以下の通り。

 「笑うな」:タイムマシンが完成し、2人で笑い続ける
 「傷ついたのは誰の心」:家に帰ると妻がおまわりさんに寝取られている
 「悪魔を呼ぶ連中」:会社が倒産の危機。悪魔に魂を売るべく召還を試みる
 「最初の混線」:電話が混線し、過去の人と繋がる
 「遠泳」:大会を目指し、太鼓の音に合わせて遠泳の練習
 「客」:お客さんが訪れて家族全員が非常に大喜び
 「自動ピアノ」:社員ごとに違う音楽が流れるパンチカード
 「正義」:けたはずれに正義感の強い男が天国へ行く
 「夫婦」:四年前に姿を消した夫を人ごみの中に見つけ追いかける
 「帰宅」:二十年ぶりに戻ってきた彼に妻は目を輝かせる
 「見学」:社会科の授業で子供たちが警察署を見学
 「特効薬」:ガンの特効薬を発明するも発表を遅らせたいと申し出る
 「堕落」:断崖から足を滑らせて落下
 「涙の対面」:テレビの対面番組で父親が見つかる
 「流行」:女房と子供に頭が上がらないサラリーマン
 「セクション」:地質学の研究に没頭する博士。一方夫人は不倫を重ねる
 「廃墟」:どす黒い雲。黒土の大地。そこで暮らす四人
 「ある罪悪感」:奇妙な癖が消えては別の癖が現れる
 「赤いライオン」:精神科の博士が夢の中に現れた女を診断する
 「猫と真珠湾」:『私の小説作法』という小文を書く事となった流行作家
 「会いたい」:恋人が亡くなってからおかしな夢を見るようになる
 「接着剤」:企業PRのため釘のかわりに接着剤で建てた五重塔
 「駝鳥」:砂漠の中、生きた駝鳥を少しずつ食べ町を目指す
 「チョウ」:庭で捕まえたチョウがだんだん大きくなり有名になる
 「血みどろウサギ」:天体望遠鏡で月を観察。疑問をパパにぶつける
 「マイ・ホーム」:マイホーム計画を立て結婚するが、予想外の幸運が多発
 「ブルドッグ」:飼い犬の思考を読み取れることを犬に悟られる
 「トーチカ」:火星(おマル)で遊戦(ママゴト)してると地球に危機
 「座敷ぼっこ」:新学期になり女生徒の人数が一人増えているのに気付く
 「タック健在なり」:地球大統領補佐官の最終試験はタックとのデッドヒート
 「産気」:男なのに正田課長が妊娠
 「ハリウッド・ハリウッド」:映画好き高校生のために映画の神様が美女を出現させる
 「末世法華経」:日蓮が現代へタイムスリップしてきて学会を見学
 「ベムたちの消えた夜」:酒に酔ったSF作家が空飛ぶ円盤に遭遇して警察へ行く

 「末世法華経」の日蓮とか学会はあれのことです。
 「トーチカ」はルビの振り方が凄い作品で、最近のラノベかのように画像だけ紹介されることがありますが、『笑うな』収録の作品です。
「トーチカ」


 Amazon.co.jp: 笑うな (新潮文庫): 筒井 康隆
 

【関係ない話】
 「向かうところ手品師」という一行ネタを思いついたが、すでに同名の手品解説DVDが発売されていた。
[ 投稿者:うえぽん at 22:09 | 読んだ(筒井康隆) | コメント(0) ]

2013年07月07日
『にぎやかな未来』(筒井康隆)を読んだ
 『にぎやかな未来』(筒井康隆)を読んだということで、中から1編を1ページ漫画にしてみました。
【コミPo】「にぎやかな未来」


 ネットを見ていると、星新一作品だと間違って記憶していてこのタイトルが何だったか質問している人をたまーに見かけますが、筒井康隆作品です。
 無音の曲については『4分33秒』というのが実際にあったりします。
 4分33秒 - Wikipedia

●一行説明
 ネタバレなしで収録されている各作品を25文字以内で説明すると以下の通りです。

 「超能力」:おじさんに金をせびりに行くと、心の読み合いとなる
 「帰郷」:地球に帰郷した探検隊。季節があべこべなのに気づく
 「星は生きている」:人類未踏の星。それ自身が巨大な生物らしい
 「怪物たちの夜」:刑事が追う犯人の特徴は、腕が三本、指が六本
 「逃げろ」:10年後の俺に殺されるからと俺を殺しに来た青年
 「事業」:あるミュータントを観察した実験ノート
 「悪魔の契約」:悪魔との契約で大実力者となり、ついに寿命がつきる
 「わかれ」:妻との別れなので上司を脅して指輪を買う
 「最終兵器の漂流」:北極に隠してあった最終兵器が氷山ごと漂流する
 「腸はどこへいった」:三か月前から大便が出ないが、食欲旺盛
 「亭主調理法」:亭主を刺して殺してしまう
 「我輩の執念」:公団住宅の入居募集に落ち続けた男に遺産が舞い込む
 「幸福ですか?」:テレビの街頭インタビューを受け、手厚く答える
 「人形のいる街」:喫茶店でタレント同士のゴシップが企まれる
 「007入社す」:ジェームス・ボンドそっくりの新人が入社
 「踊る星」:踊り続ける星を発見した探査員がマスコミに転身
 「地下鉄の笑い」:IQ140以上ないとわからないユーモアポスター
 「ながい話」:宇宙教信者というお婆さんの話が止まらない
 「スペードの女王」:憧れの女性リリーを賭けたポーカー
 「欲望」:抱擁する男と女。それぞれの望み
 「パチンコ必勝法」:ノーベル賞の博士がパチンコ台に挑み、人だかり
 「マリコちゃん」:少女雑誌の表紙の女の子が自分そっくりだと気づく
 「ユリコちゃん」:死んだと気付かないお父さん
 「サチコちゃん」:お母さんが襲ってくる夢を見る
 「ユミコちゃん」:目の不自由なユミコの家に二人のお客さん
 「きつね」:狐が化けて出るという小道を歩く二人の少年
 「たぬき」:夜の森を急いでいると、叫びながら走ってくる娘たち
 「コドモのカミサマ」:コドモのカミサマがバチをアててコマる
 「ウイスキーの神様」:ファッションの女神様を待ち続けるウイスキーの神様
 「神様と仏さま」:神様と仏さまが対立する
 「池猫」:池に捨てられた子猫
 「飛び猫」:工事現場に現れた洞窟。変わった猫がみつかる
 「お助け」:自分以外の人間がのろのろになる
 「疑似人間(ロボノイド)」:体を少しずつ人工のものにしながら数百歳となる
 「ベルト・ウエーの女」:ベルト・ウエーで見かけた女性に恋をし、会おうとする
 「火星にきた男」:火星に住んでいると思い込んでいる男
 「差別」:黒ん坊だからと薬を売ってくれない
 「到着」:「ペチャッ」と音をたてて次々と惑星が潰れていく
 「遊民の街」:四十年間の教育を終えるも人工の天才達に職を奪われる
 「無人警察」:新たにお目見えした新型巡査ロボットに付き纏われる
 「にぎやかな未来」:町はCMで溢れ、ラジオの音楽も三十秒に一度CM

 この中で気に入ったのをピックアップすると、「腸はどこへいった」「亭主調理法」「地下鉄の笑い」「到着」「にぎやかな未来」の5つです。
 「亭主調理法」は映画の演出手法であるカットバックを、ユーモラスな方向に使っていると思います。
 「到着」は5行ぐらいのとてもショートショートですが、これだけ短いとなんだかポエムみたいです。
 ちなみに、巻末の解説が星新一というのも良いですね。

●断筆宣言
 収録作品に含まれている「無人警察」が高校の教科書に載ったのがきっかけで、ある団体から猛烈な抗議を受け、筒井康隆の断筆宣言まで発展したそうです。
 詳しくはググってください。
 これがきっかけか知りませんが、『にぎやかな未来』は絶版状態になっているようです。

●関連カテゴリー
 読んだ(星新一)

 Amazon.co.jp: にぎやかな未来 (角川文庫): 筒井 康隆
 
[ 投稿者:うえぽん at 20:48 | 読んだ(筒井康隆) | コメント(0) ]