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2013年05月26日
画像ファイルのGIFはジフと読むらしい
 「ギフ」か「ジフ」かで論争となりやすいGIF。そのGIFの開発者が、GIFの読み方は「ジフ」だと発言したそうな。

■Creator of the GIF says it is pronounced "Jif" - Telegraph
■結局「GIF」ってどう読むの? 生みの親が「ジフ」と明言 - ねとらぼ

 これを受けて、日本だけでなく海外でも、ギフ派の反発があるらしい。

■彼は最初からそれをJIFにすればよかったのよ, 何を今さら… | TechCrunch Japan
■【衝撃】GIF開発者「GIFの読み方は ギフ じゃなくて ジフ だから」→海外の声「そんなバカな!」 | ロケットニュース24

 自分も「gift」のtをはずした発音で「ギフ」だと思ってました。英語の辞書を前方一致で調べると、gifで始まる単語はgiftしかないようです。
 まあ、こんな下らない論争をするなら、特許問題のとき亡くなってればなぁと思ったりもします。


 以下、思い浮かんだ似たようなもの。

●ペイントソフトのGIMPも、ギンプとジンプの2種類の呼ばれ方がある。GIMP - Wikipedia
●スタジオジブリの名前は、ギブリ(伊: Ghibli)の読み方を誤ったものと言われている。ギブリ - Wikipedia
●「ASUS」の読み方はコロコロ変更されてる気がする。
●「nVidia」は「NVIDIA」と書かれれば「エヌビディア」と読める確率が上がる。
●YHVHの正しい発音は、口にしてはならないらしい。
[ 投稿者:うえぽん at 14:17 | ウェブ | コメント(0) ]

「忍者カウンター」がスマホ向けにオーバーレイ広告を表示するようになったのではずした
 当ブログにはアクセスカウンターとして「忍者カウンター」をつけていましたが、スマートフォンでブログを閲覧すると、オーバーレイで邪魔な広告が表示されるようになっていたので、外すことにしました。

 「忍者カウンター」の広告についてはここでお知らせされていたようです。
 『忍者カウンター』スマートフォン広告が表示されるようになりました|お知らせ|忍者ツールズ

 何が原因で表示されていたのか最初は分かりませんでしたが、調べてみると忍者カウンターでした。
 邪魔な広告を表示してまでアクセスカウンターを付けたいとも思わないので、外すことにしました。


●アクセスカウンター不要論
 8年ぐらい前に、アクセスカウンターは必要か否かという議論があったように記憶しています。
 自分は、アクセスカウンターの数字は閲覧者も気にしているから、アクセスカウンターはあっても良いという考えでした。マウスカーソルを乗せれば「最近一週間のアクセス数」が分かるので、その変動を見てそのサイトの規模を推し量ることができるからです。
 しかし、今は違います。ブログそのものが衰退し、アクセスカウンターを見るまでもなくなったからです。
 おそらく今は、アクセスカンターの数字よりも、ツイッターのフォロワー数の方が気にされるのではないでしょうか。
 もうアクセスカウンターは過去のものかもしれないです。


 ちなみに、まだ当ブログのサイドバーにカウンターのようなものがありますが、それはアクセスカンターではなくアクセス解析だったりします。
[ 投稿者:うえぽん at 13:36 | ウェブ | コメント(0) ]

2013年05月23日
『できそこない博物館』(星新一)を読んだ
 エッセイ集です。
 アイデアなどを書きとめた大量の創作メモを取り出し、あれこれと話を展開させて語られています。
 没になったネタばかりかと思いきや、意外と実際に使われているメモもあるようです。
 手の内をさらけ出すなんてことはあまりやらないことだと思うので、すごい本なのではないでしょうか。

 Amazon.co.jp: できそこない博物館 (新潮文庫): 星 新一
 

 というわけで、まずは、いくつか4コマ漫画にしてみました。

「できそこない博物館」より1、2
--------
「できそこない博物館」より3、4


●空想が実現しても喜んでなかった?
 書いたことが実現したらきっと嬉しいだろうなと思っていたが、どうもそうではなかったようだ。

 少し話題を変える。このあいだ、正確には昭和五十三年二月二十四日だが、朝日新聞の科学欄を見て、思わず「ありゃ」と叫んだ。
 見出しは「これは奇特なサナダムシ」で、そのある種のやつは、宿主に作用する物質を出し、ふとらせるというのである。
 アメリカの大学に招かれた木村修一教授がネズミにおけるこの現象に気づき、研究所がその問題をとりあげ、成長促進の物質を分泌すしていることが判明。日本でもこの研究が開始され、やがてはサナダムシによって頭をよくしてもらうことも夢ではないかもしれないとある。ネズミの体内で育て、その物質を抽出して、人体に注射するわけであろう。
 これには驚いた。このアイデアを作品にしたことがあるのだ。理屈で考えると、宿主に害を与える寄生虫ほどおろかなものはない。宿主が死んだら、自分もおしまいである。利口な寄生虫を作って、その卵を飲めばいいわけだ。私にしては珍しくグロテスク仕立て。
 短編集『ごたごた気流』のなかの「品種改良」という作品である。
 こういう事態は、SF作家にとって、まことに困ったことだ。これからの読者は、新鮮な驚きを感じてくれなくなる。
 私にとってSFは、実現しそうで、決して実現しないものでるべきなのだ。今後、この条件を意識すると、ますます書きにくくなりそうだ。きびしい時代になってきた。

      *

 そういえば少し前には、アメリカで電話にうそ発見機をとりつけるという記事が新聞にのっていた。相手の声を分析し、みわけるのだそうである。どの程度まで正確なのかは不明だが。
 これも私が『声の網』のなかで書いている。その当時は、まさか近いうちにそんなものなどできっこないと思っていた。
 内外のSF作家は、作品中の空想が現実のものとなると、喜ぶものだろうか。私の場合は、がっかりという感情で顔をしかめてしまうのだが。

 星新一といえば、作品が古くならないように色々と徹底しているのはあまりにも有名だ。それだけに空想が現実化して作品が古くなってしまうのは、あまり喜んではいられなかったのだろう。
 またこうも述べられている。

 六月はじめの各新聞に。こんな記事がのった。

 (中略)

 私の時代物の短編「はんぱものの維新」のなかに、そんな部分が出てくる。幕府の最後の勘定奉行・小栗上野介が、北海道へむかう榎本に、金ぴかのレンガをつんだ船を途中で沈めてくれとたのむのだ。
 この作品、会心の出来というものではないが、こうなってくると、人びとの興味をひくようになるかもしれない。科学の進歩で作品の古びるのはいやだが、過去への推理の的中するのはまんざらでもない。

 過去に対しての推理が的中した場合は、作品が古びることはないということで、まんざらでもなかったようだ。
 ちなみに、こういうアイデアメモがある。

予言者は、実現までは信用されず、実現したら無価値になる。

 この予言者というのは、SFを指している気もしなくはない。


●広告には肯定的
 広告を皮肉った作品が多いので、広告に対しては否定的だと思っていたが、実は広告に対して肯定的らしい。
 われわれは、もはやコマーシャルがないと、どうしようもないのだ。広告のない雑誌は、なんとなく読む気にならない。一時、PR誌が大流行し、どの企業もそれを出した。しかし、石油産出国の価格上げ、いわゆるオイル・ショックを境に、その大部分が発行をやめた。冗費節約ということもあるが、効果のなさがわかったからだろう。
 なぜかと考えてみると、PR誌には広告がのっていないのである。そのため、読もうという気にならない。まさに。パラドックスとは、このことだろう。
 いまだにがんばって、文化人類学的な編集をとり、利益を社会に還元しようという良心的な姿勢で、雑誌を出し続けている企業もある。いい内容だなあと思う、保存しておこうかという気にはなるが、読もうという気には決してならない。読んでもらいたければ、他社のでもいいから広告をのせろだ。

 広告関連の仕事もしていたので建前として言っているようにも見えなくもないが、テレビCMにしか興味を示さない異星の原住民を描いた「エデン改造計画」(『午後の恐竜』収録)は、この辺を着想にしているようなことが述べられてる。


●主人公を作ると……
 星新一作品には、特定の主人公を設定したシリーズ物がないが、それに関連して面白いことが書かれてる。
 シリーズ物は、性格的にむいていないのだ。ある主人公を作ってしまうと、そいつはある種の保障を得てしまうことになる。つかまることも、殺されることも、発狂することも、結婚することも、大学教授になることも、政界に入ることも宇宙人にさらわれることも、なんにもできなくなってしまう。そこがもどかしくてならない。

 ネットスラングでいうところの「主人公補正」ですね。


●「奇妙な機械」
 一番初めに掲載されている「自分の姿に似せてロボットを作るのだな」というのがオチになっている創作メモ。
 これは、たぶん「奇妙な機械」(『ふしぎな夢』に収録)のことだと思う。
 雑誌への掲載は『できそこない博物館』よりもずっと以前だが、しかし、単行本への収録は、星新一の死後になってからという作品。
 長らく未収録だった理由は知らないが、単に忘れていたのか、それとも手直しするつもりだったのか、その辺は不明。


【余談】
 広告付きの宇宙船は、20年前に実現してる。下の画像はTBSの秋山さんが宇宙にいたときのソユーズ。TBSのロゴが古い。
 ソユーズTM-11
 画像元
 Spaceflight mission report: Soyuz TM-11

 ちなみに「冬きたりなば」の挿絵。
 冬きたりなば
[ 投稿者:うえぽん at 20:12 | 読んだ(星新一) | コメント(0) ]

2013年05月19日
最近の特命リサーチっぽいニュース(2013/05/19)
 ここ1ヶ月のサイエンスっぽいニュース。

■CNN.co.jp : 世界最長の実験「ピッチドロップ」、まもなく決定的瞬間か
 そろそろ垂れ落ちるらしいという記事。
 2週間以上経つが、まだ垂れ落ちたというニュースはない

■頭に鳴り続けるメロディーを消す方法 | スラッシュドット・ジャパン サイエンス
 『アナグラムを解く』ことで頭の中からメロディーを追い出せるそうな。
 でも、これのおかげでiPodとか必要なくなるので、人間に備わった便利機能だとは思う。
 ちなみに林先生にこんなのがあった。【1541】皆と同じようにipodの手術を受けたい

■文字のパスワードはもう古い。UCバークレー教授が「パス思考」を開発中 | TechCrunch Japan
 パスワードを思い浮かべるだけでよくなる技術が開発中だそうな。しかし、一方で、人の思考をハックすることにも成功しているようで、将来的にはパスワードを思い浮かべないようにする努力が必要になるかもしれないらしい(そういうときはアナグラム解けば良いのかな)。

■英国心理学者 サイコパスが多い職場 上位10を発表: The Voice of Russia
 1位は会社の社長、2位は弁護士。
 たぶん多くの人が同じ人を思い浮かべたと思う。

■【衝撃】「おっぱいを10分見つめると健康になれる」という研究は都市伝説だった!? 論文も博士も存在しない可能性浮上 | ロケットニュース24
 先月末あたりに話題になってたけど、90年代からある都市伝説だったらしい。

■「お金はあればあるほど幸せ」米研究 国際ニュース : AFPBB News
 従来の説では、収入がニーズを満たすと効果は薄れるされているが、今回の研究では、そんなことはないというのがポイントのようだ。

■「クローン人間は無理」英科学誌に立花研究員、サルの研究から類推 - MSN産経ニュース
 あくまでも「現在の手法」では無理とのこと。

■記憶のコピーが可能になる!?記憶が保存されたマイクロチップを脳に埋め込むことで記憶を保つ技術を開発中!!2年後には人間に移植へ!! | コモンポスト
 SF小説に出てくるようなクローン人間を作るには、肉体だけでなく記憶も引き継がせることが必要なわけだが、それもできるようになりそうだ。

■「脳波停止の後」に残る意識:蘇生医療の最前線から ≪ WIRED.jp
 『意識は”死”のあとも、数時間は存続する。外側からは見ることができない冬眠的状態であるとしても』とのこと。

■CNN.co.jp : 火星への片道旅行、参加希望者募る オランダ民間団体 - (1/3)
■「火星への片道切符」に約78,000人の応募が集まる | スラッシュドット・ジャパン サイエンス
 募集しているのはオランダの非営利団体。片道旅行にすることでコストを大幅削減。火星に永住することになるので、「火星への移民」ということになるそうな。
 オーストラリアの移民みたいに囚人を使えば良いんじゃないかなと思ったりもするが、好んで応募する人もいるようなので、囚人じゃなくても良いのかもね。

■公立の中学と高校でSF小説を必須の教材にする法案、米ウエストバージニア州で提出される | スラッシュドット・ジャパン サイエンス
 『数学や科学への興味を刺激するため』とのこと。
 日本の教科書に載っているSFというと、星新一の「繁栄の花」や「おーい でてこい」を想像する。自分が使っていた教科書には載っていなかったのが悔しい。
 そういえば、筒井康隆の「無人警察」も高校の教科書に載ったけど、ある団体から猛抗議されたために、断筆宣言まで発展したんだよね。

■テレビゲームで脳の衰え回復に成功、米実験 国際ニュース : AFPBB News
■テレビゲームで脳の衰退を防ぐ | スラッシュドット・ジャパン サイエンス
 ゲームの良いニュース。
 そういえば最近ゲーム脳って聞かなくなったな。

■『テトリス』で弱視が治る!? 『マリオカート』療法に次ぐ新説が発表 : ライフハッカー[日本版]
 ゲームで目も良くなる。


 こんなのが出るらしい。
 Amazon.co.jp: からだのひみつ: 豪華作家陣が学習まんがで「大人のからだの悩み」に答えます! (学研まんが 大人のひみつシリーズ): 山根あおおに, 新沢基栄, しりあがり寿, 平松伸二, おおひなたごう, こざきゆう: 本
 


【日記】
 パブリックドメイン(著作権切れ)で500円のDVDなのに、マケプレで5万円というふざけた値段が付けられてた。
 パブリックドメインが5万円
[ 投稿者:うえぽん at 13:24 | 特命リサーチ200Xっぽいの | コメント(0) ]

2013年05月11日
『ごたごた気流』(星新一)を読んだ
 というわけで、一編を1ページ漫画にしてみました。
【コミPo】「品種改良」

 オチを知ってからオリジナルの方を読み返してみると、博士が回虫に操作されて発言しているような描写があったりします。いわゆる伏線というものですね。ただ、この1ページ漫画ではその部分を表現できませんでしたが……。

 Amazon.co.jp: ごたごた気流 (角川文庫)(新)
 

 Amazon.co.jp: ごたごた気流 (角川文庫 (6213)): 星 新一(旧)
 


【1行説明】
 収録作品は12編。各編を25文字以内、ネタバレなしで説明すると以下の通り。

 「なんでもない」:電話を受けた同僚などが口をきかなくなる
 「見物の人」:家に居ながら各地の映像を見られる<有線放送>
 「すなおな性格」:人生を占いで決める男
 「命の恩人」:定期的に女性を偶然助け、命の恩人として慕われる
 「重なった情景」:多くの人の夢が幻として出現
 「追跡」:探検隊の宇宙船が謎の球体に追跡される
 「条件」:若さとハンサムを保つ条件として幸運を犠牲にする
 「追究する男」:新聞記者が消えた件を調査するため次々と取材する
 「まわれ右」:五年後から一日一日をさかのぼってきた男
 「品種改良」:品種改良によって作られた不老長寿を与える丸い粒
 「門のある家」:門の中へ踏み込むと屋敷の住人となてしまう
 「ごたごた気流」:アンテナの付いた装置で揉め事を察知しスクープする

 この中から3つあげるとすると「品種改良」「門のある家」「ごたごた気流」です。
 「門のある家」は人によって好き好きかもしれませんが、自分はあの雰囲気がなんとなく好きです。


【お知らせ】
 さて、星新一のショートショート制覇まで、あと2冊です。
 それにプラスしてエッセイの「できそこない博物館」も予定しています。
 前回ブログのサイドバーにあるweb拍手のことを書きましたが、1人しかクリックしていなかったのが、約10人に増えました。
 もう少し頑張ろうと思います。
[ 投稿者:うえぽん at 23:15 | 読んだ(星新一) | コメント(2) ]