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2008年02月20日
「星を継ぐもの」を読んだ

 ジェイムズ・P・ホーガンのSF小説「星を継ぐもの (創元SF文庫)」を読んだ。
 ナディアの最終回やZガンダムの劇場版でもサブタイトルに同じ名前を使っていたから、名前だけは知っている人も多いと思う。

 あらすじは、『月面で宇宙服を着た人間の遺体を発見。炭素年代測定で死後5万年経過していることが判明。この遺体の人物は何者か?』というもの。

 ジャンルは紛れもなくSFだが、なぞを解き明かすという点ではミステリー(推理小説)でもあったりもする。
 以前このブログでエドガー・アラン・ポーの「盗まれた手紙」の感想を書いた(これ)が、それに似てるなと思う部分もあった。具体的には、生物学者のダンチェッカーと「盗まれた手紙」のG警視総監とが一瞬重なった。ダンチェッカーは生物学者としては超優秀で生物学に関しては間違いはない。しかし、問題の答えは必ずしも生物学の範囲内にあるとは限らない、と。
 ただし、ダンチェッカーはG警視総監と違いちゃんと名誉を挽回する。物語でもかなりの重要人物で、もしかしたら真の主人公じゃないかとも思えてしまうぐらいだ。「24」でいうならクロエみたいな存在かもしれない。個人的にこの物語でお気に入りの登場人物だ。彼が自分から冗談を言う場面が一番印象に残ってる。

 最後に、ちょっと前に「矛盾の矛盾」というエントリーを書いたが、偶然この物語の解決がまさにそんな感じだったのに驚いた。

【余談】
 シューティングゲームの「レイディアント・シルバーガン」のストーリーも、紀元前の地層から2519年製のロボノイドが発掘されるとかそういう内容だったな。
[ 投稿者:うえぽん at 23:50 | 読んだ | コメント(0) | トラックバック(0) ]