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2008年01月12日
「弁証法はどういう科学か」を読んだ

 「弁証法はどういう科学か」を読んだ。
 初版が1955年(昭和30年)、増訂改版が1968年(昭和43年)という超ロングセラーの本だ。

 弁証法は数年前から興味を持っていたのだが、ネット上で調べてみてもサイトごとに言ってることがバラバラで、しかも実践例もあまり見かけなかったので、書籍の一冊ぐらいは読んでみようと思ってこの本を選んだ。50年前の書籍ってことで昔を知ることもできるだろうし、この本を勧めているサイトも多かったからね。

 読んでみた感想は、なんだか文章がくどいなぁと思った。帯には『平易な解説で社会の原理に切り込む』とあるが、ものは言いようで、くどい文章を「平易」としたののだろうか。
 自然科学についての知識はあまり深くないらしく、自然科学の分野の話になると、さわりの部分をくどくどと説明するばかりでちょっとイライラした。経済についてはよく分からないのでその部分は飛ばし読み気味に読んだ。

 まあ、それでも、必要そうなところだけを読めば、へぇと思うことも多い。「タマゴがさきか? トリがさきか?」の答えはタマゴだとしているのだが、1年半前のニュース(これ)で卵が先だと結論していることを半世紀前に同じ答えを出ていることは興味深い。

 第一章の「世界をありかたをどうみるか」については、以前紹介した「99.9%は仮説(竹内薫)」と結構被っていたりする。「99.9%は仮説」は読みやすい本だったし、例題も最新のもので、自然科学についての知識もしっかいりしているので、いい本だったと再認識した。

 他にも思った事がたくさんあるが、上手く纏められないのでこれだけにしておく。
 この書籍を読もうと思っている人は、とりあえず下に挙げる弁証法の三本柱を知っていた方が良いかもしれない。「矛盾」と「否定」の意味が多少違うのが注意ポイント。これで脱落する人が多い。
●対立物の統一の法則
 2つの矛盾を一つに統一する法則。この場合の「矛盾」とは一般的な矛盾ではなく、「両立がむずかしい対立するもの」と思っておいた方が良い
 例えば、「貯蓄」すると経済が停滞し、「投資」すると貯蓄できないという矛盾がある。この矛盾を解決するために貯蓄と投資の性質を持った「金融」が生まれた。

●量質転換の法則
 量の変化が質の変化になるという法則。
 例えば、水面の面積を求める場合、公園の池ぐらいなら普通に「平面」の面積として求めるが、太平洋ぐらい大きくなると「球面」の面積として求めることになる。これは量の変化によって質が変化している。

●否定の否定の法則
 物事の発展などが「A→非A→A’」の形で行われる法則。この場合の「否定」は、一般的な意味の否定ではなく、少し拡張したもの。「別の形にする」とでも思っておいた方が良い
 例えば、音楽CDの製造から再生までの過程を考えると、「アナログの音波」をADコーンバータで「デジタルデータ」に変換してCDメディアに記録。そして再生時は、CDメディアの「デジタルデータ」をDAコンバータで「アナログの音波」に変換してスピーカーで再生している。これはアナログ→デジタル→アナログと「否定の否定」になっている。
 弁証法の本は他にも「使える 弁証法(田坂広志)」というのがあるが、アマゾンのレビューを見た感じでは、弁証法を実践したい人はこっちの方を読んだ方がいいかもしれない。IT社会で使える発想法らしい。


【余談】
 ファンタシースター2に登場するネイという言葉は「○○にして、○○にあらず」という意味だったが、これは弁証法だったのかもしれない。
[ 投稿者:うえぽん at 23:17 | 読んだ | コメント(0) | トラックバック(1) ]

2008年01月08日
やっと発売、ドルアーガの塔三部作の第2巻「魔宮の勇者たち」
 ゲームブックの「ドルアーガの塔」の第1巻「悪魔に魅せられし者(鈴木直人)」が復刊されて1年経つが、やっと第2巻の「魔宮の勇者たち」が今月発売されるそうな。

 ソースは創土社 -SoudoSha-

 復刊ものだから立て続けに発売されると思ったら1年もまたされるとは思わなかった。
 そういえば戦闘を自動的にやるスクリプトも作ったんだよな(これ)。

 ちなみに、創土社の近況報告によれば第3巻はもっと早く出せるように精一杯頑張るとのこと。今年中に発売されつことを期待してます。

【関連エントリー】
 約1年前のエントリー(2007/04/14)

【余談】
 ドルアーガの塔のアニメが近々放送されるみたいだね。
[ 投稿者:うえぽん at 23:50 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2008年01月01日
あけましておめでとうございます
 新年あけましておめでとうございます。

 今年はネズミ年ということでドラえもんの暗黒イヤーですが、それと言って挨拶の言葉も思いつかないので、とりあえずこのブログをご覧の皆さんの似顔絵を描いてみました。
あなた

 少し考えれば意味が分かると思いますが、モニターの性能・設定、部屋の明るさによっては見えません。

【余談】
 独り言として書かれているブログが突然二人称で書かれていると妙な気分がする。
[ 投稿者:うえぽん at 20:46 | 雑記 | コメント(8) | トラックバック(0) ]