小諸市ブログ    [PR]E*トレード証券     掲示板お問い合わせランダムジャンプ



この広告は60日以上更新がないブログに表示されております。 新しい記事を書くことで広告を消すことができます。

有機農園「たてしな元気畑」です
「たてしな元気畑」へのメールはこちらへ
「朝までわくわく」サードシーズンいよいよ開幕! ふーちゃんとの恋のゆくえは?! 元気畑の未来は?! 次々襲い掛かる人生の危機に立ち向かう方策は? 迫り来る怒涛のクライマックスが今すぐそこに! ちょっとへこたれちゃったけど、もうへこたれないよ。生きることは楽しいんだ。脱サラ・ズッコケ有機農家の底抜けダッセン雑記帳。長い中断期間中、ご心配下さったみなさま、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。 since 2006.2.18

2008年06月30日
「はい、分かりました」ってときは、「いえー」っていうのね。ていねいな話し方をするときは、文末が「すみだ」ってなるのよ。

 で、その「チャングムの誓い」なんですけれど、GyaO版は韓国語のオリジナル音声に字幕スーパーなのね。

 私、韓国語ってあんまり知らなかったんで、韓国語ってカッコ悪いようなイメージがありました。夜にAMラジオのチューニングをいじってると、多分北朝鮮国営放送の、怒ってるような威張ってるような演説みたいな放送が飛び込んでくることがあるでしょ。私にとっての韓国語のイメージっていうと、まずあれを思い出すわけ。あれ聞けば、変な言葉って思っちゃうのも分かるでしょ。韓国のお父さんとお母さんは、家であんな調子でおしゃべりしてんだろうか、なんてね。

 それがさ、「チャングムの誓い」を毎回引き込まれながら観ていたら、韓国語の音がだんだんと耳に心地よく響くようになって、きれいな言葉だなと感じられるようになってきました。えらい変わりようだよ。

 「はい、分かりました」ってときの返事は、「いえー」っていうのね。英語みたい。ていねいな話し方をするときは、文末が「すみだ」ってなるのよ。「ナントカナントカすみだ」って言うの。


 考えてみれば、英語がなんとなくカッコよく思えるのも、小さいころからジェームズ・ボンドやダーティー・ハリーが英語をしゃべってるのを聞いていたからに過ぎないのかもね。



 「チャングムの誓い」を観ているうちに、二重の意味で、韓国文化の奥行きというもの触れた思いがします、ひとつはここに描かれている、昔の(何世紀ころの話だかよく知らないですけれど)韓国王朝の食や医療、服装などの文化の高さ。そしてもうひとつは現代韓国の、このようなドラマを生み出す底力。シナリオ書いた人は天才だよ。どうやったらこんな話を思いつけるんだろ。音楽も演技も演出もグレートです。役者たちがまた本当にいいんだ。







 さて、7月2日の2日前の晩です。
 7時過ぎに帰って来たら、猫ちゃんどもが餌がないないってみゃーみゃー騒いでるでしょ。コメリまで自転車でキャットフード買いに行って、ツルヤで買い物もして帰って来たら8時過ぎ。

 ツルヤで680円の400円引きになってた寿司を買って来て晩ご飯にしてパソコンに向かって、ただ今9時17分です。

 明日からは朝4時か、最悪4時半に起きて、早起きのクセをつけようと思うんだけど、ホント、これじゃ何にもできないうちに寝る時間ね。

 


 有機農研の役員のみなさんに2ヶ月間の会員名簿の変更点のまとめと新名簿を送るというのを、もうとっくに終えてなきゃいけないんですけれど、悪いけど、残りの時間で「チャングムの誓い」の第46話を観させてもらいますわ。有機農研のみなさんは、交通事故にでも遭ったと思ってあきらめて下さい(← むちゃくちゃや)。





 今日も一日、畑もがんばったぜ。ショーチューもうまいぜ。
 じゃ、みんな、あばよ。
[ 投稿者:ナガレのおやびん at 20:52 | 「はみだし日記」 | コメント(2) | トラックバック(0) ]

2008年06月29日
貯金はちょっと難しいと思うけど、私の腕に別の貯金をたんまり溜め込ませてもらうからね。

 あー、なんかわくわくするんですけれど、一方で7月2日からの時間のやりくりはうまくいくのかっていう心配もあります。できる範囲でやってくしかないんですけれど。

 7月2日から採用になった仕事っていうのはね、ご近所もご近所。私の家から畑までは自転車で10分くらいなんですけど、ちょうどその道の途中にある福祉施設の調理員なんです。畑より近いところに仕事が見つかるなんて、これ以上ラッキーなことがあるでしょうか。面接してくれた方も感じよかったし、毎日3食、70人分の食事を作るんだよ。皿洗いだけじゃなくて、調理もさせてもらえるそうです。いろいろ勉強できるぞ。

 この福祉施設ね、ご近所さまが読めば「ああ、あそこか」って一発で分かるだろうけど、名前とか書くのやめとくよ。仮に「しあわせホーム」とでもしとこうかな。この「しあわせホーム」の給食事業を受託している会社に雇ってもらったという形です。

 早番と遅番があって、早番が午前5時半から午後2時半まで。遅番が午前9時半から午後6時半まで。週休2日制だそうです。時給は安いよ。ぶっちゃけ月に12万ちょいってとこですわ。貯金はちょっと難しいと思うけど、私のこの腕に、「技術と経験」っていう貯金をたんまり溜め込ませてもらうからね。


 ちょうど6月末に辞めちゃう人がいたんだって。アキおじさんのアスパラ収穫のアルバイトが7月1日まで。グッドタイミングなんだけど、大家さんの農作業の手伝いがほとんどできなくなっちゃいそう。そんなことより、自分の畑と田んぼ、寸暇を惜しんでって感じでやってかないと大変ですわ。早速7月上旬には小麦とアブラナの収穫が控えているしね。夏の果菜類も取れ始めてくるわけだし。

 7月2日は、まずは早番です。2時半に終わるんだから、畑で一仕事はできそうだけど、5時半出勤ってことは4時半にはどう考えたって起き出して動き始めないと。ワンちゃんの餌とか散歩とか、ニワトリちゃんの世話とか終わらせて出て行きたいもんね。

 それだけじゃなくてさ、お弁当もいるんだって。
 なんだよー。賄いのご飯食べさせてくれるんじゃないのー。・・・ って、このことだけはガッカリね。

 というわけで、そんな早起きなら、夜10時に寝たいでしょ。今、もう10時14分。ね、夜の時間が足りなくなっちゃうね。ま、この課題も、なんかいい解決方法が出てくるでしょう。私、だらだらブログの記事が長すぎるのよね。その辺、きっと変わってくると思うわ。

 まあ、これからどんなことが起こるのか、楽しみにしててね。



 それでさ、もし時間が限られてて、ブログを書くか、「チャングムの誓い」を観るか選ばなきゃならないとしたら、「チャングムの誓い」観るかも知れないんで、そこんとこあれなんでよろしく(← よろしくない!)。

注) 「チャングムの誓い」インターネットテレビGyaOにて毎週5話づつ無料配信中!
[ 投稿者:ナガレのおやびん at 21:42 | 夢の百姓レストランへまた1歩 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2008年06月28日
よわい45にして、だんだん人生の仕組みが分かってきたのよ。人生には「偶然」はなくて、そこには「意味」が満ちてるの。

 キャンドルナイトの2日前の19日の朝、2年くらいお会いしていなかった軽井沢のクマおばさんから電話がありました。「ダイズの苗が余ってるんだけど、いるかい?」というお話でした。

 私、ダイズ蒔かなきゃ蒔かなきゃと思っていながら、まだ蒔けてなかったんです。去年は作らなかったから種もなかったし。もう、まわりの畑ではダイズの芽が大きくなってるし、困ったなあと思っていたところでした。だから、こんなありがたい話はないの。

 クマおばさんはもう高齢なんで、自動車を処分しちゃって運転はやめていました。それで、私ももう高齢なんで自動車を処分した話をすると(← こらこら! 正直に言いなさい!)、・・・ いやまあ、事情ははしょって、自動車の運転ができない話をすると、「じゃあ、なんとかするわ」と電話は切れました。

 そしたら、2時間半後にはクマおばさんは立科町に到着して、私は待ち合わせのツルヤの駐車場に自転車で迎えに行きました。


 私さあ、確かにダイズの苗はありがたかったんだけど、本当は「なんで前の晩くらいに電話くれなかったかな」なんて、うらめしい気持ちになってたんだよ。

 だってさ、部屋の中は片付け直前のわやわやなありさまの、とっても恥ずかしい事態だったし、2年ぶりにお会いするっていうのにお茶請けのお菓子ひとつなかったし(ホント、漬け物もくだものもなかったの)、それに軽井沢から届けに来てくれるっていうのに、その苗をタダでもらうわけにはいかないでしょ? なのにキャンドルナイトの料理の材料費くらいしか手元になくて、とっても金欠だったわけです(こりゃ、前の晩に電話もらってもおんなじだったけど)。

 あーあ、がっかりさせちゃうか、怒らせちゃうか、いずれにしても来なけりゃよかったなんて思われそうで、気分は次第に滅入る一方なのでした。


 でもさ、でもさ、でもでもさ、
 よわい45にして、だんだん人生の仕組みっていうのが分かってきたんだもんね。人生には「偶然」はなくて、そこには「意味」が満ちてるの。大きな「守り」のなかで「学び」を重ねて「幸せ」を発見していけばいいの。

 自動車免許を失ったことだって、そうでしょ? 
 新しい暮らしは、当初予想もしなかったような「幸せ」の種に満ちてたよ。ふーちゃんは決して私を見捨てなかったし、自転車でがんばってると、世間の目はかえってあたたかかったよ。自転車のスピードで移動する暮らしは、私の時間の感覚を一変させたよ。
 トラクターを借りれなくなったことだって、新しい身の丈の不耕起の農園ができた。土仕事の楽しさの原点を取り戻した。


 だからさ、ツルヤの駐車場に自転車で向かう頃には、
 「すべてはうまくいっている。ありがと、ありがと、ありがと」ってべダルを踏んで、なんだか気分も軽やかになってきた。



 クマおばさんを自動車に乗っけてきたのは、これまた本当に久しぶりのミュージシャン俊智(シュンチ)でした。あれま、びっくり。やっぱり2年くらいは会ってなかったんじゃないかな。彼はチョー2枚目の見た目ビジュアル系ですけど、かつて私たちの自給畑ネットワークに参加して畑仕事したり、マクロビに凝ってたり、修行僧みたいな一面のある好青年です。
 俊智ネット

クマおばさんの大豆苗

 ダイズ苗はご覧の通り。徒長もせず、実に植え時のナイスな苗たちでした。量も充分。苗箱に5枚分ギッシリ。 


 お2人を恥ずかしい自宅にお招きしたんですけれど、別に気にする様子もなく(本当に気にしなかったかは分かんないですけど)、クマおばさん持参の玄米おにぎりやサラダで早めの昼食となりました。私はお茶だけ出したけど、おかげで格好がつきました。

 それでさ、一番言いにくい苗の料金のことをおずおずお尋ねすると、「何言ってるのよ。私は出世払いを返しに来たんだよ」ってクマおばさんは言いました。
 「出世払い?」
 「そうだよ。あんたうどんを私に『出世払い』で食べさせてくれたろ。私はそのことが気になって気になってしょうがなかったんだよ」

 今から2年前の「アースディin佐久」で、私たちが手打ちうどんのブースを出店した話は、ここでも何度かしましたけど、クマおばさん、その私たちのブースに来てくれたんですね。そのときクマおばさんには手持ちのお金がなくて、それで私は500円のうどんを「出世払いでいいから、今日は食べてってよ」って、うどんを差し上げたんですって。そんなことがあったっけ。すっかり忘れてました。
 「だからお金なんていいんだよ。これで借りを返したんだよ」


 俊智は毎日アルバイトなんだけど、クマおばさんから電話があった今日だけは、お休みで体が空いていたんですって。





 なんかねー、やっぱりねー、人生って好きよ。




 

 えっと、それでね、厨房でのお料理をする仕事がやりたくて、それで自転車で通える所でそういう仕事を探し始めて2ヶ月目になりますけど、先日立て続けに2件のお話が舞い込んで、そのうちのひとつが昨日面接でね、それでね、採用されました。7月2日から仕事です。


 だよねー、やっぱりねー、なんかねー。



 とってもうれしいです。


 7月2日からは、私のお料理生活の第2ステージの幕開けとなります。
[ 投稿者:ナガレのおやびん at 21:46 | 夢の百姓レストランへまた1歩 | コメント(2) | トラックバック(0) ]

2008年06月24日
大きな町に、首切りと値上げと助成カットをやってもらって、ロクに意見も聞いてもらえない立場の、どこに幸せがあるんでしょう。

 きのうの23日は、雨が降ったり止んだりの生憎の空模様でしたけど、心配されていた豪雨ということもなく、いかにも梅雨の空気の漂う一日となりました。

 そうよ。昨夜はあれです。

 「9条を守るたてしなの会」主催。
 連続講座「暮らしの中の憲法、暮らしの中の人権」第2回【地方自治と憲法】
 「混迷の時代、平和と住民自治のあり方を問う
           〜 『市町村合併』から見えてきたもの 〜」
                      講師:伊藤盛久さん(佐久市市議会議員)

 ふー。長い(笑)。
 
 話し合いに話し合いを重ねてキックオフした連続講座だったんですけれど、3月25日の第1回では参加者はスタッフも全部含めて11人。本当に超グレートな内容だったのに ・・・ 世間のみなさん! なんてもったいないことすんのよ!!

 でも、それは主催者の取り組み方が悪かったってことよね。

 そして昨夜、反省と対策を私たちなりに取り組んで、お客さま30人を目標にしようと決めて迎えたこの日。7時開演の1時間前に集まって準備を始めたんですけれど、お客さんが何人来てくれるのか、気がもめるけど、気をもんでるしかしょうがない。もみもに。。

 講師の先生はもう到着されている15分前。・・・ まだ、お客さん誰も来ないのよ。


 なーんて思ってたら、定刻10分くらい前から、続々お客さまの姿が。 ・・・ ああ、よかった。「たてしなケーブルテレビ」の取材クルーも講演会の収録に2人やって来ました。

 定刻を過ぎてもお客さまがチラホラとおいでになるので、開演時間を10分遅らせました。


 結局ね、スタッフを例によって参加者に加えさせていただくと、総勢27名。それから「たてしなケーブルテレビ」のおねえちゃんとおにいちゃん、あなたたちも誰が見たって参加してるも同然なんだから、こっちに加わりなさい。とすると29名。

 あーあ、これでうるとびーずさんが約束通り来てくれたら、目標達成の30名だったのにな (← うそうそ。ごめんね)。

憲法連続講座第2回・会場

 会場の立科町老人福祉センターの機能訓練室に、びっちり並べた座席もいい感じに埋まって、それまでの心配を嘘のように吹き飛ばしてくれました。

憲法連続講座第2回・伊藤先生

 さて、伊藤先生にも、これでノリノリの辛口説法が期待できるぞ! と思ったんですけれど、後でうかがったら、ケーブルテレビのカメラが入って、おまけに伊藤先生の同僚の佐久市議会議員も何人か来場してたんで、「これは、やたらに何でもしゃべるとマズイかも」って、ちょっとやりにくかったんですって。

 でもね、望月町が佐久市との合併に至る経緯から、合併後の旧望月町が直面する悲しむべき変化の数々が、充分に舌鋒鋭く活写されました。本当はここで話された以上の事実があったのかな。いずれにしても、この日の講座の内容は、ブックレットなどの形で今後も広めていきたいと思っているので、オフレコ扱いの内容の混じらない講座になったとすれば、プラスだったのかなと思います。


 望月町町議会議員として、佐久市との合併反対の運動をしていた伊藤先生が、熱く語ってくれる言葉には、私たちの轍は踏むなという強いメッセージがこめられていたと思います。


 つまり、話の核心はこうです。

 財政が厳しい。これでは将来行き詰るから、大きな町に合併してもらおうという考えは、根本的に間違っていたということです。

 大きな町の裕福な財産で面倒見てもらえる、というのは完全な錯覚で、現実に訪れるのは、自分たちではとても気がとがめて踏み込めなかった、行政サービスの縮小と住民負担の増大と、行政の人員削減を、情け容赦なく自分たちの代わりにやってくれたという、ただそれだけのことなのです。

 たとえば、今、住民のために使えるお金が1億しかない。それが合併後には、1億どころか、とんでもない金額に削減される。

 当初の望月町の住民アンケートでは、立科町との合併と自立との意見が拮抗していて、佐久市との合併賛成派は少数でした。それが、大きな町が豊富な資金力で助けてくれて生活水準が上がるというような様々なプロパガンダで切り崩されていきます。

 結局何が起こったか。旧望月町に携わる行政人員は3分の1に削減されました。下水道料金などの公共料金は、40%ないしは60%という大幅な値上げ。ガソリン価格をはじめとした諸物価高騰の折に、旧望月町民は更なる困窮を強いられています。こんな安いことを言ってるから望月は赤字でつぶれたんだ。オレたちが黒字にしてやるというわけですね。豊富な資金で助けてくれるなんて誰が言ったんでしょうか。

 合併で交付金や補助金にイロをつけてくれるとか、実際そういうことはあるんでしょうけれど、それは佐久市に行っちゃうわけです。地域協議会を作ってくれて、望月の意見を反映してくれるなんて期待もあったそうですが、佐久市としての一体感を生むのが先決というわけで、一切なしのつぶてということです。「望月」の地名は残るなんて期待もあったそうですが、フタを開けてみると、「佐久市望月協和」とはならないで「佐久市協和」ですって。望月という地名は、完全に歴史の中に消えてしまいました。

 詳しくは、いずれブックレットの編集が進めば、またみなさんにご紹介する機会もあるかも知れません。

 立科町に近い将来、佐久市との合併話が再燃する可能性が多いにあるわけですが、そのときには、「望月町」の経験した事実が、合併推進派の撒き散らすプロパガンダの一切を、粉砕してくれるだろうと思いました。




 本当は3億円あったらいいのに、1億円しかない。

 そのときは、1億円に合わせて、住民の知恵を結集して、1億円で住みよい町づくりをする。そのことが、いかに困難でも、それが最善の道なのだと思います。

 大きな町と一緒になると1億円を2億円にしてくれるという、幻想に踊らされては、その1億円も失ってしまうということを、望月町の経験は物語ってくれているのだと思います。

 きっと立科町は、自立を貫いて、みんなで工夫して、いい町づくりを未来永劫続けていけるのではないかと思います。

 私も、そのためにがんばるぞ。




 そして、「市町村合併」と「憲法」との関係。
 「市町村合併」は、本来「住民自治」が持っているべき「自分が主人公」という感覚を確実に奪って、あきらめとか、お上が決めたことはしょうがない、という感覚を醸成していくものだからこそ、「憲法改正」への地ならしにつながるのだというのが伊藤先生のお話でした。
 


 立科町も実は、小さな村々が合併してできたんだよっていう話を先日書いたんですけれど、合併によって無駄が省けて、暮らしがよくなるということだってあるとは思います。もし、望月町と立科町との合併が実現できていれば、今まで立科町を成立させてきた合併の延長線上の合併として、いい町づくりにつながったんじゃないかなって思いが、まだ私にあります。今さら言ったって意味ないけど。大きな所に助けてもらう合併とは違って、お互いカツカツの火の車の合併は、自分たちで議論して、悩んで、工夫して出口を見つける合併だから、そこにはプラスの側面が期待できると思います。

 大きな町に、首切りと値上げと助成カットをやってもらって、ロクに意見も聞いてもらえないなんて立場の、どこに幸せがあるんでしょう。



 でも、もともと佐久市の市民だったら ・・・ 最初からそんなにひどい目にあっていたというわけなのかな。ちょっと信じられない気もするんですけれど。具体的な事実をもっと知りたいと思います。
[ 投稿者:ナガレのおやびん at 22:09 | 9条を守るたてしなの会 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2008年06月22日
みんなで作ったキャンドルが並びます。みんな、他の人が数えてくれるのを当てにして、誰も数えてなかったみたいです

キャンドルナイト・舞台ホール側

 昨日は無事「たてしなエコ・クラブ」のキャンドルナイトのイベントは好評のうち終了しました。

キャンドルナイト・舞台部屋側

 買って来たキャンドルじゃなくてさ、頑固だけど(← 噂ですけど)エコにも積極的な店主が切り盛りする「めん茶房つたや」さん提供の揚げ物廃油で、みんなで作ったキャンドルが並びます。全部で200個以上あったんじゃないかな。みんな、他の人が数えてくれるのを当てにして、誰も数えてなかったみたいです(笑)。

 民話の語りのおねえちゃん2人も熱演してくれたけど、沖縄出身のお嫁さんユウコさんの奏でるサンシンと揚々と歌い上げる民謡は、まさにグレートの一言でした。しゃべってるときの声と全然違うヴァイブレーションで、何かが天から下りてきて乗り移ったかと思うような響きでした。ユウコさんの歌はどこに行っても通用するよ。来年もキャンドルナイトで歌って欲しい。

 40人くらいのお客さんかもって、メンバーは期待してたんですけど、30人をちょっと超えたくらいだったかな。でも充分です。佐久からはうるとびーずさんも来てくれてたしね。遠いところ、ありがとうございました。

 でも、落ち着いて振り返ってみると、「環境や平和のこと、世界の様々なことに思いをはせてみましょう」というチラシに書いてあった呼びかけ文の趣旨を、もっと真正面に据えたプログラムにすると、もっと心に響く夜になったかも知れないなと思いました。キャンドルの火を囲んで、地球のこと、未来のことで、自分はどんな希望を感じているか、どんな良い兆候に気づいたかというようなことを、みんなで発表しあったりして、それからユウコさんの民謡を聞いたら、感極まって泣いちゃう人だって出てくるかもよ。

 来年もエコ・クラブのキャンドルナイトは絶対やると思うから、また、みんなとよく相談してみたいと思います。




 さてさて、料理の方のご報告もしないと。

キャンドルナイト・料理(全体

 前日の夜は、塩沢区の「お神輿実行委員会」だったけど、結局その前は掃除なんかで手一杯だったんで、帰宅後の深夜からの料理の仕込みとなりました。

キャンドルナイト・料理(うどん)

 名物「ズッコケうどん」も無事出せたよ。うどん再開を決めてから9回目くらいのうどん捏ねでしたけど、段々新しいことが分かってきたように思います。グルテン全開のガチガチうどんを20分以上じっくり茹でてみました。太い所の茹で上がりは幅2cm、厚み5mmくらいのすんごいやつでしたけど(笑)。

 当日、畑はお休みと言っても、お手伝いのアスパラ収穫は朝と昼に出なければならないので、仮眠1時間くらいでいっぱいいっぱい、ホントにヒヤヒヤで失敗も随分あったけど、今の私の実力相応の準備ができました。完全燃焼できたわ。ふーちゃんにも食べてもらえました。

キャンドルナイト・料理(コロッケ�

 重ね煮コロッケには、スプラウトのタルタルソースを添えたよ。

 手の空いた方が大勢手伝ってくれたんで、本当に助かりました。山裾さんも揚げ物から炒め物から腕まくりで手伝ってくれました。食事時間の20分前に準備完了。段取りとかしっかり考えたつもりでも、会場入りすると焦るばっかりで、自分1人じゃ絶対間に合いませんでした。コロッケ、最初は衣付けるの忘れて揚げ始めちゃうし(笑) ・・・ (← って、笑い事じゃない。反省しなさい)。

 やっぱり野菜料理でご馳走感を出そうとすると、揚げ物はどう考えても欠かせないと思ったの。それで揚げたてを食べてもらいたかったんだけど、半分揚げたものを会場に持ち込んで、二度揚げするのがベストなのかもって気づきました。慌てても形が崩れないし、作業が早いよ。


 あとのメニューはさ、

 「大根おろしのもちもち揚げ」
 赤峰勝人さんのレシピから、桜海老をビーナッツのみじん切りに代えたやつね。大根おろしの水切りをして、小麦粉とネギをまぜてボールにして揚げるのね。もちもちした不思議な揚げ物で、おいしいよ。

 「アスパラとグルテンのチンジャオロースー風」
 用意したグルテンの量が少なくて、おおよそ8人分くらいしかできなかったけど、立食って便利ね。他と一緒に並べると余ったくらいだったわ。助かったよ。一人一人に銘々盛りすると、もっとたくさんの材料と手間が必要で、もっとたくさんの残飯が出るところだったよね。立食ってエコな会食方式だって改めて思いました。

 「ゴボウと春雨のバンバンジー風」
 しょうゆ、練り胡麻、みりん、はちみつ、しょうが、それにたっぷりの刻みネギから作る、船越康弘さんレシピのバンバンジーソースはさっぱりしていて傑作です。太千切りのごぼうを炒めたものと人参、春雨をこのソースで和えました。

 「にら豆腐」
 水切りした豆腐とニラを胡麻油としょうゆで炒めたもので、出来立てを食べるとおいしいんですけど、パーティーメニューにはちょっと地味だったかもね。ぶっちゃけ、手間要らずなんで、品数稼ぎに抜擢したんですけど、出番を間違えて戸惑ってるような一皿でした。

 えーと。あと何があったっけ。
 あ、そうそう。「ヨーグルトプリン(もどき)」
 戸棚を開けてみると、板ゼラチンが25g必要なんだけど、15gしか残ってなかった。ぬかったな。代わりに葛粉を入れてみたけどみごとに固まらなかった。ヨーグルトに砂糖とハチミツを入れてレモン果汁で酸味を加えたんだけど、固まらないんだからヨーグルトのまま出せばよかったろと空耳がツッコムんです。うるさいうるさい(笑)。ブルーベリーのジャムソースが見た目だけきれいにしてくれましたわ。



 料理人ヨシコちゃんが電話で教えてくれた簡単メニューもあったんですけれど、初めての味のものを出すのにためらってるうちに時間切れになっちゃいました。ヨシコちゃん、ごめん。


 保育所の給食室で働いているというご近所さまのおねえちゃんが、飛び入りで厨房を手伝ってくれて、「大根おろしのもちもち揚げ」を揚げてくれたんだけど、スプーンで素早くきれいなボールを作って、たこ焼きみたいな美しい球状に仕上げてくれました。私、あんなに美しく作れたことないよ。やっぱり基本的な技能というのは大事だとつくづく思いました。まだまだ勉強課題が次々現れてきますけど、この日は、料理に取り組んで本当に楽しくてよかったと思います。






 というわけで、明日は「9条の会」の市町村合併講演会。それから有機農研の会報仕上げなきゃ。今日はリラックスさせてもらうよ。許してちょうだい。ショーチュー。ショーチュー。


 いろいろ用事があっても、ブログまるっきり中断しちゃうんじゃなくて、少しでも書き続けられるといいんだけど。心がけるわ。いつも訪問して読んで下さるみなさま、ありがとうございます。





 コロッケの種が残ってたんで、またコロッケ作って晩ご飯にしたけど、胸がムカムカしてます。オエ。

 おえすみ。

 
[ 投稿者:ナガレのおやびん at 23:41 | 「はみだし日記」 | コメント(3) | トラックバック(0) ]

2008年06月20日
ちょこっと、近況 ・・・

 いよいよ。明日が「キャンドルナイト」です。
 たった今、地区の役員会から帰ってきたところで、これから早速、台所でがんばるわ。

 なんか、このブログサービスの提供元「信州FM」のコメント機能に問題が出ているみたいで、「信州FM」の掲示板にはコメントができないという苦情がたくさん出てました。19日に設定を変更したとのことですが、今日も問題が続いているみたいです。
 
 昨日と今日、コメントできなかったよっていう電話をくれた方がありまして、うちのブログにコメント残してくれる方は貴重だからさ、あー、もったいない、もったいない、ってとっても残念でした。また、何日かしたらこりずに試してみて下さい。

 前回の記事から、いろいろ書きたいこともあるんだけど、もう、ちょっと待って下さい。それはそれは、急転直下の大事件が ・・・。

 ん? 長野県有機農研の会報の原稿の締め切りも過ぎてんの? 編集長から催促もないので不気味です(恐)。あー、もー、もうちょっと待ってちょーだい。

 あー、ふーちゃん、明日何時に着くのかな。


 じゃ、また、みなさん、次回をお楽しみに。
[ 投稿者:ナガレのおやびん at 21:54 | 「はみだし日記」 | コメント(3) | トラックバック(0) ]

2008年06月17日
今回は40人分の料理という経験したことのないもの。今まで学んだことの集大成にしようと大いに気持ちはファイアーです。

 さてさて、塩沢区の「農休日」の料理も無事終えて、次なる照準は21日の「キャンドルナイト」です。参加者はおよそ40名くらいじゃないかと予想されてますけれど、ここでみなさんの晩ご飯を私が担当することになったのよ。



 以前にもちょこっとお知らせしたかも知れないけど、改めてイベントの内容をご紹介します。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

「第3回 仲間とエコを楽しむ一日」
   みんなで夢みる「キャンドルナイト」

 夏至の夜に各地で行なわれている「100万人のキャンドルナイト」に合わせ、私たちもでんきを消して、ほのかなロウソクの灯りで静かな夜を楽しみたいと思います。
 環境や平和のこと、世界の様々なことに思いをはせてみましょう。

 と き : 平成20年6月21日(土) Pm5:00〜8:30
 ところ : 農ん喜村交流センター
       (国道142号線沿いのレストラン・直売施設「農ん喜び村」の後の丘の上です)
 参加費 : 大人500円・子ども100円
 持ち物 : マイカップ・マイお皿・マイ箸・一品持ち寄り歓迎
        お茶・軽食あり(お好みのドリンク持参可)

 《プログラム》
    5:00 オープニング
            食用廃油でキャンドルづくりタイム
    6:00 お食事でお楽しみタイム
    7:00 灯りで交流タイム
            語り
            サンシン演奏(八重山民謡)、等
    8:30 終了
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 手作りの、おしゃれで楽しいイベントになりそうです。お近くのみなさま是非おいで下さいな。





 というわけで、今回の料理は、40人分という量も今まで私が経験したことのないものだし、料理の一部ではなく、全体を任せてもらったので、今まで私が学んできたことの集大成にしようと大いに気持ちはファイアーしているところです。


 料理の準備にあたっては、クギを刺されたこともあるのよ。前々回の「第1回 仲間とエコを楽しむ一日」(昨年10月)でも私が料理の全体を任されて25名分を作ったことがあるんですけれど、そのときは前日からの準備も虚しく、完成が予定時間を大幅に遅れて、最後には見かねた2人の方のお手伝いで、ようやく格好がついたというズッコケコックぶりでした。当日の厨房で、うどんを打ちながら、揚げ物2種を仕上げようというのに、うどん生地が固くてのびないし、散々。だから今回は、「あらかじめ応援を頼んでおくかして、他の担当に迷惑がかからないようにしてよ」ということでした。


 今回もやっぱりうどんで勝負したいよ。もう、うどんから逃げないよ。ということで、うどんをゆでるのは直前にするしかないけど、打つところをはじめとして、あらかじめ準備できることを最大限尽くして、当日の会場での厨房作業を最小限に抑えて、段取りを練りに練って臨みたいと思ってます。
 
 そして、熱いものはできるだけ熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに、もっともおいしい状態でお出ししたい。揚げ物は要注意かな。その場に貼り付けになっちゃうからね。会場の厨房は設備が充実してて、火口も充分あります。火にかけて暖めるだけでいい煮物とか蒸し物とか、そういうものを中心にすえると、1人での準備もスムーズになってくるでしょうか。


 今夜、実は「たてしなエコ・クラブ」の集会がありまして、21日の打ち合わせをしました。それで、温めればおいしく仕上がる汁物なんかも含めたメニューを考えていて、大雑把にみなさんにご説明したんですけど、マイお皿の持参を呼びかけたんだから、お皿一枚で用のすむバイキング料理を工夫しなさいという、メンバーのみなさんの意見でした。

 ちょっと、予定が狂いそうでひるんだんですけれど、考えようによっては、その方が面白いわ。料理の出し方は立食形式のバイキングと決まりました。そうすると、うどん以外は40人分という数字にあんまりこだわらなくてもよくなる。作りやすい15人分とか、そういう出し方が可能になる。その代わり品数は増やして、ご馳走感のある食卓を演出しないとね。

 それからね、今回密かに心に決めているのは、デザートをバッチリきめようということね。

 心配なのは、前日の夜が塩沢区の役員の集会があるってこと。しっかりタイムスケジュールを作って、影響が出ないようにやっていかないと。











 それでさ、うれしいことに、ふーちゃんもこの日は立科に来て、このイベントにも参加してくれるのよ。






 ・・・ ということは ・・・ この鳥の巣みたいな家の中の片付けもやんないと ・・・ (← お前、また汚したのかよ)





 じゃあ、これから作戦タイムに入りますので、みなさん、さようなら。

 焼酎も飲まなきゃなんないし (← ・・・・)

[ 投稿者:ナガレのおやびん at 22:19 | 夢の百姓レストランへまた1歩 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2008年06月11日
昨日ね、ちょいとすごいものが畑から出土しました。世紀の大発見の雰囲気がムンムンよ。
 
 昨日ね、ちょいとすごいものが畑から出土しました。

 この畑は、私が立科町に来て一番最初に借りた所で、もうかれこれ10年に渡って私が耕作している所です。最後にトラクターをかけたのは去年の10月はじめくらいだったと思う。それまでも、もう何度もトラクターでの耕運はしてきた所なのよ。

 それが、昨日、刈払機で草刈りしたあとの草をどけてたら、草の下から出てきました。



 ・・・ これよ。





三都和村青年團塩澤分團の印(横から�

 分かる? ハンコよ。


 見るからに世紀の大発見という雰囲気がもうムンムンですわ。最初に手に取ったときから、あれね、例の「日出ずる処の天子」が中国の皇帝から贈られた関係のあれだということは、すぐにピンと来たわけ。

 となりゃ、テレビだってほっておかないでしょ。私のインタビューということにだって充分なりうるわね。そういうことが私一番嫌いなわけだから、こんな迷惑な話はないわけ。まあでも、どうしてもってことになれば、基本は取材拒否だけど、まあそれでも、どうしてもどうしてもってなれば、インタビューアーを指名させてもらうってことで、山口智子か、薬師丸ひろ子か、ジョディー・フォスターか ・・・ 最悪、杉田かおる、ってことでいかが?


 とかっていう、頭の中を駆け巡る妄想は置いといて、その表に刻まれている文字を見てみると ・・・


三都和村青年團塩澤分團の印

 ・・・ 「三都和村青年團塩澤分團」



 私が住んでいる立科町は、昭和33年(1955年)に、「三都和村」「横鳥村」「芦田村」が合併してできました。「三都和村」は「ミツワムラ」って読むのね。

 そして、この「三都和村」っていうのは、その昔に「塩沢村」と「桐原村」と「藤沢村」とが合併してできたんです。私の住んでる「塩沢」っていう地区、今80世帯が住むこの地区は、昔は独立した「塩沢村」だったんだよ。

 その「三都和村」の青年団の「塩沢分団」のハンコ。


 今朝、アスパラの収穫のときに、83歳のアキおじさんにそのことを話したら、「ああ、そういやあ、あそこんちのじいさん、青年団のやってたわ」だって。今のその畑の地主様の亡くなったお父さんが、青年団の役員をやってたそうなんです。

 きっと、そのお父さん、畑仕事をしていてポケットに入れてた塩沢分団のハンコを落としちゃったんだわ。で、「なに? ハンコなくしただと?」なんて先輩にボコボコにされたかも、それで家に帰って切なくて、「オレってなんてバカバカバカ!」って後悔の涙にくれたかも。

 ・・・ 他人事とは思えない(笑)





 そう言えば、市町村合併に相変わらず揺れ続ける長野県内ですけれど、今ある市町村も、合併に次ぐ合併を続けて生まれてきたものなんですよね。

 どんなに合併が繰り返されて、行政区分が変わろうとも、「塩沢」というコミュニティーは、時代を超えて残り続けてきたんだなっていうことに改めて気づかされました。

 立科町は小さい町ですけれど、その中に16の「区」と、更に細かい33の「集落(部落)」があります。日常会話では「部落」っていう言葉を、「集落」という意味でこだわりなく使っています。塩沢は単独の「部落」で「区」を形成してるのね。それは、かつての「塩沢村」の歴史を反映しているのだと思います。塩沢の、なんかよそとは少し違う一体感の秘密もそこにあるのかも知れません。町民祭の「えんでこ」でも、部落単独でお神輿を出してるのは3つしかないんですけど、その1つが塩沢です。10年以上前は、部落対抗町民綱引き大会で破竹の9連続優勝をしました。まるで黄金期の巨人ですわ。

 でもね、どこの部落も、そこ独自のお祭や獅子舞や年中行事を持ってて、その一体感はとても根強いのよ。


 都市の暮らしと、地方の暮らしの違いは、いろいろ指摘できるのでしょうけれど、その違いの一番根本にあるのが、この「集落」の存在だと思うんです。

 私が、知り合いもない中で、この立科町に単身移住してきたときに、暖かく親切に迎えてくれたのはこの「塩沢」という「集落」でした。今も、私のうどんを食べてくれて励ましてくれるのも「塩沢」です。

 都市にも、たとえば「区」なんかがある。でも、その「区」を、いくら更に細かく分けていったとしても、そこから「集落」は現れてきません。ただ、地下鉄の中のお客さんのように、お互いにつながりのない、人の顔が並んでいるだけのように思われます(歴史ある下町は違うのでしょうけれど)。

 だから、地方に暮らしの場を与えられた私たちは、まずその集落を大切にしていくことが大事なんじゃないかなと思います。行政区分としての「市町村」を、どうデザインしていったら、一番暮らしやすく住みよくなるのかという問題は、その次だと思います。







 「市町村」合併というのは、今ある「町」「村」の伝統が失われるからという理由で反対するということがあるとすれば、何か筋が通らないように感じられます。塩沢が「塩沢村」だった昔に戻ればいいということになる。

 一方で、「財政の効率化」というけれど、「効率化」の中身の正体の大部分は、人員の削減や行政サービスの統廃合です。それがいやだから合併したのに、結局首切りと値上げかよってことになる。

 立科町は、数年前に合併論議が沸騰して、住民意向アンケートが実施されて、結局一端は「自主自立」で決着しました。でも、その火種はまだくすぶっていて、いつ炎が上がってもおかしくない状況が続いています。




 お前グチャグチャグチャグチャってよ、結局、よそとの合併に反対なのかよ賛成なのかよって? 


 私は反対なんですよ。

 東隣の望月町がまだ佐久市と合併する前は、望月町との合併がいいと思ってました。だって、人の流れは完全に望月町と一体なんですもん。みんな望月町に買い物に行って、人の流れはボーダーレスでした。同じような大きさの町だったしね。協力して行政を良くしていこうとかってことが、いろいろできそうで楽しみでした。

 それがね、面白いのよ。西隣の長門町(現「長和町」)とは、峠を挟んでいるからか、ほとんど交流がないのよ。ただ地図を見てたんじゃ分からないよね。

 でもね、望月町が佐久市に吸収合併された今となっては、もうどことも合併できないと思っています。


 なんでだろう。あんまり理由をはっきり言えません。





 それで話のつながりがスムーズすぎて、自分でもびっくりですけれど、あの三都和村のハンコを見つけた昨日の晩、「9条を守るたてしなの会」の集会があって、次の連続講座の打ち合わせをしっかりやってきました。連続講座のテーマは何かって? 

 じゃ、次を読んでね。



★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

  連続講座「暮らしの中の憲法、暮らしの中の人権」 
       第2回 【地方自治と憲法】

   混迷の時代、平和と住民自治のあり方を問う
    〜 「市町村合併」から見えてきたもの 〜


   とき:2008年6月23日(月)午後7時から9時
       ところ:立科町老人福祉センター
    講師:伊藤盛久さん(佐久市市議会議員)

             【入場無料】

        主催:9条を守るたてしなの会

             ★    ★

 「財政の効率化」の旗印のもと、「平成の大合併」の嵐は長野県をも巻き込み、今なおその動きは弱まる気配を見せません。
 「市町村合併」は、単なる財政問題の解決策に留まらず、国の姿・社会の空気・国民の意識全体に対して、大きな影響を及ぼすものです。教育や福祉や医療や雇用や、さまざまな分野で広がっている大きな流れの一環としてこの動きをとらえることが重要となります。

 佐久市との合併を果たしたお隣「望月町」が今まさに経験していることを、具体的事例をあげながら佐久市市議会議員の伊藤盛久さんにお話いただきます。そして日本国憲法の理念もひも解きながら、本当にあるべき「地方自治」とは、そして「住民自治」とはどういうことなのかを考えていきます。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★




 この講座聞きたくなった? 
 しょうがないなあ。じゃあ、特別に来てもいいや。
 




 って言うか、どうかお願いだから、来て下さい。
 お願いお願い。





 じゃあ、今日はお願いしながら、おやすみ。



 あなたの夢の中にも出て行ってお願いするわ (← おー、こわ)





 追記:というわけで、この連続講座の当日の報告はこちらをどうぞ。
[ 投稿者:ナガレのおやびん at 22:58 | 「はみだし日記」 | コメント(2) | トラックバック(0) ]

2008年06月09日
麺はゴリゴリしてたけど、今の私にできる精一杯のものを出せた。この5日間は、なんだか旅に出ていたような気分。

 6月8日の日曜日。
 私の住む塩沢区の「農休日慰労会」。

 ほとんどの田んぼの田植が終わった頃に、公民館のお座敷で真昼間っから開催される宴会です。そして、この前お知らせしたように、私もそこで料理を出すことになりました。仲間内や友だちにじゃなくて、いろんな年代や好みの方もいる地域のみなさんに大っぴらに料理を出す、はじめての機会です。今までも役員の奥さんが作った漬け物とかサラダとか煮物なんかがオードブルと一緒に並んでたの。並んでても、それが当たり前の光景だから、みんな当たり前のように食べて、たくさん残飯として残っちゃうのがいつもの光景だったんです。。

 でも、やっぱり地区のみなさんに「おお? こりゃうまいぞ」と注目されて、私が料理を食べてもらいたいと思っていることを認知してもらって、できれば出したものを完食してもらいたい。だからさ、6月4日から試作を始めて、本当に気合を入れて、いろいろなことがあったんだけど、無事、完全燃焼で8日の本番を終えることができました。

「農休日」会場

 会場の写真はこのピンボケが一枚きりですけど、雰囲気はわかるかな。昨年の参加者25名からまた少し減って、20名の参加でした。

重ね煮添えの「あぶらうどん」

 そして、私は最初はうどんはまだ無理だと思ったんだけど、結局お出ししたのはうどんなのね。真ん中に、ひまわり油としょう油とみりんとゆず果汁をからめた「あぶらうどん」。私の名刺代わりの看板に育てていきたい味です。左は味付けはごま油だけで1時間半重ね煮したたくさんの野菜、あぶらげ、こんにゃくにドレッシングをかけた「重ね煮サラダ」。ドレッシングはたまねぎを1時間煮て甘みを出したやつよ。右の黒っぽいかたまりは、黒砂糖で炊いた干ししいたけにかいわれを添えたやつね。結局はこの4日間大きな大きな回り道をして、やっぱり今まで出したことのあるメニューに帰って来たというわけなのでした。

厨房に並ぶ「あぶらうどん」

 予備の分も含めて22人前を作っていくのは、しびれるような快感でした。で、それを食べてくれたみなさんの反応はね、とっても良かったよ。麺はゴリゴリしてて、ちょっとまだ発展途上だけど、今の私にできる精一杯の出来のものを出せた。





 ここに至るまでの、この5日間は、なんだか旅に出ていたような気分。





 
 最初はね、今回のメインを「生麩」にしようと思ってたの。船越康弘さんの料理本「わらのごはん」に、グルテンの取り出し方とその料理を紹介したページがあったんですけど、そのページにはあんまり興味を持てないでいたのね。グルテンってなんかイメージが良くなかったんです。「グルテンミート」とかって名前で売られてるんでしょ? ベジタリアンが高いお金出して買ってくる人造肉って感じで、なんか70年代に話題になってた「石油タンパク」なんか思い出しちゃって、そこまでするなら肉食えよなんて思っちゃったりしてました。でもね、グルテンをゆでると「生麩」になるのね。その「生麩」を煮た「精進麩」の写真は、よく見るととてもおいしそうなんです。お年寄りも多い8日のお客さまには、揚げ物はダメだろうけど、この「精進麩」ならいけるかもと、とっさにそう腹が決まったわけです。

 グルテンって要するに、小麦粉をこねこねしたあと、水の中ででんぷん質を揉み出して残ったタンパク質なのね。うどんをこねる実験をしたあとの小麦粉の塊が材料になるわけだから、一石二鳥。ゆでないで蒸かして、衣をつけて揚げるとカツもできる。「生麩カツ」っていうんだって。「生麩カツ」をうどんの上に乗っけて「元気うどん」ってのはどうかな。このカツもうどん粉だけからできてるんだよっていうことなんだから面白いよね。


 
 というわけで、グルテンは絶対マスターしようと思って、始めてみました。

グルテン揉み出し

 お供え餅みたいにまとまるまでこねこねした小麦粉を、水の中でぐにゅぐにゅ揉みます。あっと言う間に水がにごって、片栗粉みたいなでんぷんが出てくる。最後に残るグルテンが3分の1くらいだから、出てくる量も半端じゃありません。

取り出したグルテン

 水を取り替えながら40分くらいもみもみしてると、こんなのが残ります。弾力があってやわらかいけど、なんか汚いなあ、大丈夫かなあって、ちょっと不安。

グルテン切り分け

 でもね、ボールに入れてほっておくと、自分の力で縮まって水分を外に押し出してまとまります。不思議だったわ。弾力もまして表面もきれいになってます。それを包丁で切り分けます。まあるく、かっこよく丸めようと思ったけど弾力があり過ぎて形がなかなか変わりません。

「精進麩」ゆで始め

 まあ、いいや。これを「すが入るまで茹でる」んだって。「す」って、あの古くなった大根とかに入る隙間みたいやつだよね。 ・・・ で、どこ見りゃ「す」が分かるんだ?

「精進麩」ゆで終わり

 ・・・ なあんて思ってたら、どんどんふくらんできた。50分くらいゆでたかな。こりゃ中身は間違いなく「す」ね。

「精進麩」揚げ終わり

 ・・・ で、水切りして油で揚げます。これはおいしそうに見えるように揚げればいいの。おっけー、おっけー。明らかにおいしそうです。

 で、次は出汁としょう油とみりんとしょうがで、じっくり味がしみこむまで煮ます。

試作品「精進麩」

 まあ、試作だからさ、待ち切れないで30分くらいで試食にしました(笑)。 



 ・・・ んー、うまい。いけるいける。じーさまもイチコロの味だわ。

 で、ここまでで6月5日。夜しかできないからね。





 試作は小麦1kgでやりました。翌6日からはいよいよ本番向けの仕込みで、小麦3kgあれば間に合う計算です。3倍の量のこねこねだったけど、いろいろ実験できました。うどん作りのヒントがたくさん手に入りました。そのことはまた後日、もう少し考えも整理できたら書きます。

 で、もみもみもやって ・・・


 前日の7日に、ゆでの作業もやりながら、サラダ用の重ね煮や、しいたけ炊きも平行してやったわけです。一緒にやんなきゃ終わんないわけだから当たり前なんですけれど、・・・ まあ、ゆで時間は大体50分って分かったから、40分くらいはほっといて、で、ちょいと様子を見ようと大きな鍋のふたを開けたら ・・・



 むくむくむくむくと、鍋の中にアブクのようなものがいっぱい詰まってる。 ・・・ は? なんだ、こりゃ。



 グルテンちゃんたちが、・・・ アブクになってるの。

 アブクの写真なんてありませんよ。頭真っ白ですもん。

 トレーの上にすくい上げたら、すぐペシャンコに。



 ペシャンコになったとこの写真ならあるよ。
 見たけりゃ、見れば(泣き)。

ゆですぎて溶けてしまった「麩」

 このトレーに2枚分ね。






 でもさ、結局、尻に火が点いて、前日の真夜中というか、もう当日の未明ですもん。頭がどうにかなりそうだったけど、おかげさまで、腹をくくって、怖気づいてたうどんに再挑戦することになったわけです。それを地区のみなさんにお披露目することに相成ったわけで、相変わらず私が思っている麺ではなかったけど、でも結果としてはよかったと思います。

 やっぱり、何かが背中を押してくれたんだと思います。




 すべてはうまくいっている。


 


 
 「農休日」の会場で、前に農業委員をやってたケンさんが大きな声で「おい、フタカワくん! あんなみっともない畑なんてやめちまってうどん屋でもやったらどうだ!」なんて叫んで、わはははと笑い声が起こってしまいました。なんか、私よろこんでいいんでしょうか(笑)。

 
 そろそろ、そのみっともない畑や田んぼのことも少しは紹介しないとね。身の丈に合った畑や田んぼで、それなりに楽しくやっているのよ。



 しばらくブログも中断しちゃって、サード・シーズンもう終わっちゃったって思った人もいたかも知れないけど、そんなに簡単に終わらないよ。これからもよろしくお願いします。

 じゃ、おやすみ。
[ 投稿者:ナガレのおやびん at 22:43 | 夢の百姓レストランへまた1歩 | コメント(2) | トラックバック(0) ]

2008年06月03日
でも、数々の修羅場をくぐった奥園さんには、ありのままの自分で、また失敗するならそれでもいい、って覚悟ができてたんだ。

 船越康弘さんの料理本に出会ってから、私の中にあるスイッチがONになって、料理の世界に私の心がゾワーッと引き込まれていったんですけれど、それからはいろんな料理本を集めては(古本屋が多いんだけど)いろいろ試しては楽しむ暮らしが始まりました。もう、料理本は120冊になったんだよ。

 船越さんの次に私が引き込まれたのは奥薗壽子さん、あの売れっ子「ナマクラ流ズボラ派家庭料理研究家」ね。「TVチャンピオン」の「3分間料理人選手権」に2002年に優勝して、大ブレークして、今じゃ書店に奥薗本がズラーッと並んでるよね。

 奥薗さんのブログ「でいりぃおくじょの」を紹介しようと思ったんだけど、・・・ だってさ、あんなに忙しい人が毎日更新してるんだからね、すごいなあと思って紹介しようと思ったんだけど ・・・ その前にネタを仕込もうと思って、奥薗さんの著書「3時間睡眠で、なんでもできる!」を、久しぶりに本棚から抜き出してパラパラめくってみたらさ、やっぱり、すごいと思った。どこがすごいと思ったか、もう予定外の読書で、読むつもりじゃなかったのにとうとう今全部読んじゃったところで、もう夜も遅いのでヤケクソなんですけれど、私の感動を少しでも伝えられたらと思って、少し書いてみようと思います。

 このタイトルは、何かのノウハウ本みたいで、ちょっと一瞬引いちゃう人もいるかも知れないけど、率直に軽妙に語る自叙伝です。船越さんも講演や著書で自分の半生を積極的に発言して、これがレシピのひとつひとつに反映されていることに段々と気づかされて、生き方と料理の組立とのつながりに学びが至るわけですけれど、同じような迫力に満ちているのがこの本です。

 
3時間すいみんで、なんでもできる
(サンマーク出版。2003年5月。222ページ。1300円+税)


 はしょってのご紹介になるけれど、ブラジルから無謀とも言える渡航を経て奥薗さんの出産を故郷、京都で果たしたお母さんは、大の料理嫌いでね、まだ小学校1年生の奥薗さんに料理担当を命ずるのね。それで料理が何より大好きになる素地がそこで芽生えたみたいなの。

 大学の中国語学科に進んで、大学より料理教室に熱心に通ったりしてね、ホテルに就職して早々に結婚。夫の転勤で九州に移って、その自宅で料理教室を始めて、夫との関係もうまくいかなかったのかな、そこんところははっきり書いてないけど、2人の幼い子どもを抱えて単身、東京に出て料理研究家を目指します。子どもがいなくたって厳しい状況だと思うけど、必死にがんばってると次々と悪徳業者にだまされたり、いろいろあって全身に発疹が出て人間不信になって心療内科にかかるようになるんだよ。カーテンを閉め切って部屋にこもって苦しむ日々。

 ちっともポジティブな考えなんかできない状況から、少しずつきっかけをつかんで這い上がっていく様は、ドラマティックです。やがて、ある人のつてでチャンスが来る。そのある人っていうのが、かつて自分をだましてどん底に突き落とした悪徳業者だったり ・・・ だんだんと、プラスなのかマイナスなのか、表面だけじゃ分からないなって、学びを深めていく奥薗さんの心の軌跡が、手に取るようにおもしろおかしく語られていきます。

 東京でチャンスがめぐってきて、張り切って料理するんだけど、緊張のせいか次々と棒に振ってしまう。九州じゃそれなりに目立っていたけれど、東京じゃ自分レベルの人なんて吐いて捨てるほどいる。おしゃれに見せよう、すごく見せよう、かっこよく見せようという計らいがことごとく失敗して追い詰められていく中で、次第に「ナマクラ流ズボラ派」というコンセプトが出来上がっていくんですね。

 とうとう離婚ということになって孤立無援になる中、まわりの人はみんな反対するの。細々続いている仕事も、そんなこと名乗ったらみんな無くなっちゃうよって忠告されるんです。でも、数々の修羅場をくぐった奥園さんには、私は背伸びしたことはみんな失敗してきた、ありのままの自分で、また失敗するならそれでもいい、って腹の底から覚悟ができて、そこから今の快進撃が始まるのね。


 奥薗さんのレシピには、そういう生きてきた軌跡が確かに刻まれていると思います。船越さんのレシピが他の人と全然違うとの同じように、奥薗さんのレシピも一見その対極にあるように見えて、人生をかけた迫力という点で共通するものがあると思います。


 奥薗さんのレシピは実はちっともズボラじゃないのよ。出汁もインスタントは一切使いません。昆布もそのまま入れるから最後に出さなきゃいけないんで、ハサミで小さく切ったら具と一緒に食べられるでしょ? 栄養もあるのよ、ってそういうことなのよ。

 調味料を入れる順番だって、砂糖を入れた匙でしょう油は量れるけど、しょう油を入れた匙で砂糖は量れないから洗い物が増えるでしょ? ってそういうことよ。2人の子どものお母さんとして失格と言われたくないって、奮闘してきた時間の結晶が、レシピを輝かせているのだと思います。





 その子どもたちもね、思春期になって、お母さんの料理を一切食べない時期があったんだって。わけの分からないジャンクなものを部屋にこもって食べる日が続いたんだって。子どもたちの分の料理がテーブルに並んでいるのに、一人で夕食を食べて泣いたんだって。

 そして、私は料理研究家として料理を作ってきたけれど、本当に大事なのは食べることなんだって分かったんだって。どんなインチキなジャンクフードでも、一緒に食べれたらなって思ったんだって。これは本には書いてないよ。毎日更新されるブログに書いてあるのよ。



 そして、今年の母の日に、一回り成長した子どもさんから、プレゼントがあったそうよ。「尊敬します」っていう歌詞の歌のCDなんだって。







 「でいりぃおくじょの」のURLを紹介したいんだけど、このサイトは、どのページを開いてもホームのURLのままなの。メニューからブログに進んでもらわないといけません。不便だわ。

 興味を持った方は是非訪問してみて下さい。
 母の日のエピソードは5月14日の分です。


 レシピが完成するまでの試行錯誤とか、みんな書いちゃってます。みんな書いちゃうっていう、そういう姿勢、なんかいいと思いますわ。ありのままで勝負するっていう決意は、ちゃんと日々のブログにも表れているのですね。


 じゃ、リンクはこちら。
 メニューから「でいりぃおくじょの」に進んでね。
 奥薗壽子のなべかまぺえじ
 

 でね、今日6月3日の記事は、「最近『チャングムの誓い』観始めましただって。「はまりそう」だって(笑)。おくじょのさん、オレもだよ、オレもだよ。
[ 投稿者:ナガレのおやびん at 21:20 | 《他ブログ訪問》それいただき! | コメント(4) | トラックバック(0) ]

2008年06月01日
地区にしっかり根を張って、地区の人に愛される料理をしたいという気持ちがあるからさ

 楽しさ二重丸の昨夜の余韻がまだ漂っている家の中ですけれど、ちゃんと掃除の終わったところにお客さまをお呼びしたので、元通りに片付けるのはわけなかったわ。いっつもこういうふうに掃除できてればいいんですけれど、なかなかそうはいかないのよね。我ながら不思議ですけれど。

 
 さてさて、次なる料理の照準は、あとわずか1週間後の6月8日の日曜日です。この日は塩沢区の「農休日慰労会」です。「農休日」って分かる? 他の地区でもやってるのかな。大体、地区内のすべての田んぼの田植が終わった頃に、公民館に集まって宴会をやるのがこの「農休日」です。

 専業農家がたくさんあったころは、このみんなで申し合わせて集まって呑もうという集いも、充分意義があったんだと思います。農家なんて日曜も祝祭日も関係ないから、こんな口実でもないと休めないで働きづめの方が昔はたくさんいたんだと思う。でも、今は兼業農家がほとんどで、作業も機械でやっちゃうでしょ。この催しも形骸化しちゃって、参加者はあんまり多くありません。私たちの塩沢区は80世帯くらいの集落なんですけれど、去年は役員や来賓(土地改良区の役員さん)も含めて25人だったそうです。

 私はね、働きづめなんてことはないけど、「農休日」もちろんチョー楽しみよ。楽しみが楽しみ過ぎて、去年は酔っ払ってひっくり返っちゃって、ちょこっとみなさんに迷惑かけたかも。「ひっくり返った」だけじゃないだろーって空耳が聞こえますけれど、ここはね、何でも全部書けばいいってわけじゃないの。世の中にはね、書かなくてもいいことがあるの。で、この辺の話題はさらっとやりすごして、本当に言いたいことはこれからなんですけれど。




 この前の敬老会もそうだけど、区で催す公民館での宴会っていうのは、大体決まったオードブルと刺身盛と、あと役員が持ち寄った漬物なんかがテーブルに並ぶのね。刺身盛の代わりにお寿司が並ぶときもあるけど。

 このつまみ、特にあのオードブルってのが人気ないのね。あんなんだって一皿2500円とか3000円とかしてるのよ。そんなのを7皿か8皿買ってくるんだけど、終わったあとで残りを集めると4皿くらいはまるごと残っちゃってるっていうことになるわけ。

 私が役員にいるときは、他の人も欲しがらないから、他の刺身の残りも生ゴミもみんなひっくるめて自転車の荷台にくくりつけてもらってきます。それでさ、私の分とね、ワンちゃんの分とね、ニワトリちゃんの分とに山分けしてさ、エビフライの尻尾ひとつ無駄にしないでみんなご馳走になっちゃうわけで、それはそれでいいんですけれど。

 でもさ、つまみが変わり映えしないってことも、参加者が少なくなる要因のひとつなんじゃないかなと思います。どんな集会だって、なんかすごいおいしいものが出るらしいぞとなれば、みんなの見る目も変わってくるのは当然と思うんですよね。

 それでこの前の役員会でね、今度の「農休日」には、なんか料理を作れる人は作ってだそうかという話になって、モツ煮を作る人なんかは決まりました。私はその場では何を作ったらいいか決心がつきかねたんではっきり宣言できなかったんですけれど、私もなんか作るよということだけは言いました。

 料理の買出し担当は、区の会計なんですけれど、今年は例のトラクターのカギ騒動のトラクターの持ち主で、いつも仲良くしてもらってる有機農家のヨシさんが会計です。直前までに、私の作れそうなものをお知らせして、買ってくるオードブル等の量を加減してもらおうと思います。今年は手打ちうどんはまだ無理だけど、ゆくゆくは区の集会でどんどんおいしいうどんを出せば、集会も楽しくなるし、まあぶっちゃけ、いい宣伝になるとも思うし。「塩沢百姓うどん 元氣」の看板を出そうという気持ちの裏には、地区にしっかり根を張って、地区の人に愛されるうどんにしたいという気持ちがあるんで、将来的には儲け度外視で(赤字にはしたくないけど)どんどん地区の催しに協力していきたいと思ってます。

 というわけで、うどんのことは別にしても、オードブルのから揚げやエビフライやシナシナになった春巻きなんかと違って、年配の人にもよろこんで箸をつけてもらって完食してもらえるような料理を考えて、25人分、今度の「農休日」に是非用意したいと思っているわけです。

 その日もアスパラの収穫があるから、2時半役員集合、3時開会のこの会場には、畑から直行ということになりそう。あんまり会場で焼いたり揚げたりっていう作業はできそうもないんで、冷めてもおいしいものをしっかり完成させて持ち込むというスタイルじゃないとダメみたい。


 地区のみなさんに料理を認知してもらう絶好の機会だから、今まで学んできたことを、改めて頭の中で整理して、いい仕事をしたいものだと、今決意を固めているところなのであります。







 さてさて、ではこれから「チャングムの誓い」でも観っかな。GyaOで。




 有機農研の用事とか、9条の会の用事とかあるんだけど ・・・

 ・・・ 明日やる。

 ・・・ そういえば昨日も明日やると思ったっけ。

 ふー。
[ 投稿者:ナガレのおやびん at 22:00 | 夢の百姓レストランへまた1歩 | コメント(0) | トラックバック(0) ]