きょうは
2010年01月14日
さすが寒中。寒い。「冬は寒くなければならない」というのが私の持論(というのも大げさ)ですが、実際に寒くなると、からきし意気地がありません。テレビが流す各地の雪の報道画面を見ながら、雪は降っていないけれど外の寒さを想像して縮こまってしまいます。それでも私は消え入りそうにつぶやくのです。「これでこそ冬だ」 (のっけから話が横道を歩いてしまいました。閑話休題。)
去年の秋に刈り取りの終わった稲の切り株から出てきた蘖(=稲孫=ひこばえ)は、秋の陽気の中でこそいくらか成長したものの次第に寒くなる季節の進行の中で結局枯れてしまいました。少しだけ伸びて生を終えた蘖の残る田は、自然の摂理と人間の都合に挟まれた生命の逞(たくま)しさと哀れさを二つながら見せます。
この田は冬のうちに一度耕耘(こううん)機が入って鋤き返されるかもしれません。蘖もそれを待っているでしょう。いつまでも立ち枯れた姿をさらしているよりも、早く土の中に戻されることを蘖は、切り株も、望んでいるように思えます。
水を落としたまま何ヶ月も手を加えられない田んぼの表面は、色もよくないし、ひび割れがあったり、枯れた草がこびりついたりして、何かこう肌荒れしたような感じです。
それにひきかえ、畑の土はふっくらと軟かそうで、なにやらほこほこと暖かそうにもあり、「もち肌」で、いかにも「土に親しむ」という土はこういう土だという感じです。
「畝立ててほのと湯気わく寒の土(福田甲子雄)」という俳句にあるような土を写真に撮りたいけれど、私の住まいの近くに畑はなく、ちょっとあるいはうんと離れた所にある畑はあっちに少しこっちに少しそっちに少しですから、出不精の私には土を返したばかりのほわほわと湯気のわく畑に出会う機会はほとんどありません。
冬の畑
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at 2010-01-14 22:02:41
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肌荒れ情報ナビ
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