竹といえば、竹取物語で竹取の翁が竹の中から拾って?きた三寸ばかり(10センチ足らず)の小さな女の子は、三ヶ月ほどで年頃の娘に育って「かぐや姫」と名づけられました。竹も2〜3ヶ月で一人前の大人の竹になるそうだから、かぐや姫はさすが竹から生まれただけのことはあります。ついでにいえば、竹には年輪がないので年齢が分かりにくいそうです。
人間にも年齢の分からない人がいますね。テレビの中に特に多い。竹から生まれたのでしょうか。
きょうは「成人の日」ですが、20歳になって法律上は大人になっても精神的には大人とはいえない成人者がたくさんいるようです。こっちも逆の意味で年齢が分かりにくい。
駅のアナウンスは、大人の言葉遣いをしていますが、その内容にふさわしい言い方をすればこんな具合でしょう。
「◯◯ちゃん、危ないから黄色い線から前に出ちゃあダメよ」「お行儀の悪い並び方をしちゃだめ。順序よく並んで、降りる人が降りてから乗るのよ」「危ないから押さないの」「傘を忘れないようにね。ほんとに◯◯ちゃんたら忘れっぽいんだから」「この電車は△△行の急行よ。間違えないでね」「階段滑りやすいから気をつけてね」等等等等。
駅に限らず、こういうおせっかいは至る所にあります。こんなことを次から次へと口うるさく言われ続けて怒らない乗客がまっとうな大人だと言えるでしょうか。これまた年齢が分からない。
成人年齢を18歳に引き下げるべきかどうかという論議が行われていますが、以上のことを考えれば、そして平均寿命が非常に伸びたことも勘案すれば、むしろ22歳に引き上げるべきでしょう。併せて大人の期間も70歳まで引き上げればいい。それ以上が老人、お役人の好きな言い方をすれば、高齢者、後期高齢者、何なら末期高齢者でも、超高齢者でも、化石高齢者でも、作ればいい。ただし、毎朝満員電車に乗るおとなしい大人と違って、この人達はおとなしくないでしょうから、しっかり理論武装して、覚悟をがっちり固めた上で発表しないと痛い目にあいます。
成人の日にちなんで、ささやかな感想を一言述べました。
http://shinshu.fm/MHz/07.20/a00167/0000310919.trackback
http://shinshu.fm/MHz/07.20/archives/0000310919.html