「処暑」のきのう、ベルリンで女子マラソンが行われていた。いったいベルリンの気温はどれくらいなのだろうかと思い立ってインターネットで調べてみると、スタートしてしばらく経った12時前ごろは気温22℃湿度41%あたり、ゴールインする少し前の午後1時過ぎが気温23℃湿度33%程度だった。
時間差が8時間あるが東京の11時台の平均気温は29.1℃湿度47%、午後1時台は気温30℃、湿度52%だった。日本とヨーロッパの気温の差はどれくらいあるのだろうか。いくつかの都市の月別平均気温を調べてみた。
都市名 5月 8月 10月
東京 18.7 27.1 18.2℃
大阪 19.4 28.4 18.7
札幌 12.1 22.0 11.3
稚内 8.6 19.5 10.8
ベルリン 13.9 18.4 10.0
パリ 13.2 18.0 11.4
ロンドン 11.3 16.2 10.8
ローマ 17.3 23.8 16.8
大雑把に言って、ヨーロッパの8月は東京や大阪の5月や10月だ。
プログレッシブ英和中辞典には「summer」の項にこんな補足説明がある。「 ((英))では5月中旬から8月中旬までをさしもっともよい季節とされる」。上の気温比較を見れば一目瞭然、そのとおりだ。
そういえば、パリに住んでいる友人の奥さんが、パリは樺太と同じ緯度だから、夏でもずいぶん気温が低いことがあると言っていた。
この気温ならパリでは夏に肌寒い朝もあるだろう。
焦熱地獄のような日本の夏だが、高校野球にはかんかん照りが似合うし、ひんやりした冷たい風が田の上を吹きぬけたら凶作になってしまう。とはいえ、暑いのはきつい。しかし、「もっともよい季節」はまだ一ヶ月も先だ。