木守り(きまもり、きまぶり)
木守りとは、「翌年の実りを願って、木に一つ二つ取り残しておくカキ・ミカンなどの果実」のことだそうだ(大辞林)。それを野鳥が食べる。鳥に対する思いやりもあったかもしれない。
里古りて柿の木もたぬ家はなし -芭蕉-
かつては甘味源として貴重だった柿も、砂糖が普及してその役目を終えた。町中で見かけるカキの木も実った柿を一つ二つどころか一木まるごと残している家をよく見かける。
もしかしたらそういう木は渋柿で、加工の手間をかける人手がなくなったからやむを得ず放置しているのかもしれないが、何となく飽食という言葉を連想する。
カキノキ
柿の和名(標準和名)は「カキ」ではなくて、「カキノキ」なのだそうだ。カキノキ目カキノキ科カキノキ属カキノキと、カキノキの行列だ。そのくせ、というのも変だが、学名は「kaki」という。正式には「Diospyros kaki」。
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