掲示板お問い合わせランダムジャンプ



この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。 新しい記事を書くことで広告を消すことができます。

2011年12月23日
(3)励磁電源について

(3)励磁用電源について
Feastrexは、励磁型スピーカー本来のポテンシャルを充分に発揮できるよう研究を進め、最新の技術で究極の励磁電源を完成させました。

《励磁型スピーカーの詳細は、以前のブログをご参照ください。》
1)マグネット式スピーカーの物理的欠点
2)励磁スピーカーはなぜ優れているのか

DSCN1124
「励磁型スピーカー Feastrex Nf-9 Exciter」

励磁型スピーカーは、フィールド型(Field Coil)とも呼ばれる、電磁石駆動のスピーカーです。永久磁石が工業的に生産されるまで(1930〜50年代)は、スピーカーは電磁石で作動しておりました。電磁石用の重いコイルと励磁電源を必要としていた為、軽量で量産しやすいマグネット式スピーカーが誕生するとたちまち姿を消してしまいました。
ところが、一部の音楽マニアは励磁型の音の良さを評価して大事に使用し続け、古いスピーカーが現在でも数多く生き残っております。

残念なことに、励磁型スピーカーは技術が充分に発達する前にマグネット式に取って代わられ、特に磁気回路と励磁電源は技術的な完成を果たせないままでした。
昔の励磁スピーカーの作動電圧は、7V〜220Vなど様々で、励磁電圧の決定根拠が乏しいものが大勢を占め、逆起電力や電源位相に配慮したものは存在しません。

KH
「最新の励磁電源で驚くほど豹変した、名器クラングフィルム」

ウェブ上で、励磁型スピーカーは磁束が弱くて低音はしまりが無い、レトロな音調だと書いてあるのを読んだことがあります。スピーカーとマッチングしていない励磁電源で作動させた音を聴いて、その様な印象を書いたものと思います。
しかしながら、以前お知らせいたしましたように、現在主流となっているマグネット式スピーカーと比較すると、圧倒的に励磁型の音調は優れております。

マグネット式は単純に磁束密度が高いほうが良いとされ、磁気回路は飽和状態になっております。磁気飽和したスピーカーの音は、奥行きが無く平面的な表現になります。
励磁型はコイルの電圧を上げれば、磁気回路が飽和状態になるまで上げることは容易ですが、磁気飽和状態で使用するなら励磁型スピーカーの存在価値はありません。

励磁スピーカーの魅力は、最大透磁率で使用した場合の過渡特性の良さであり、マグネット式では再生が困難な、正確な音の再生、音の奥行きや、微かな音の美しい余韻などを楽しめることです。
その為には、最大透磁率を発揮する電圧設定と、質の高い励磁電源を使用することが重要なのです。

DSCN1912
「最新の励磁電源・プロトタイプ」

【励磁電源】
Feastrexは、励磁型スピーカーの真の性能を引き出す為に、磁気回路と電源を一体のものとして捉え、最適設計を行っている世界で唯一のメーカーです。
本日は励磁型スピーカーを作動させる、大変重要な励磁電源についての基本事項を、お知らせしたいと思います。

①「最適励磁電圧」
励磁型スピーカーが最も優れた性能を発揮する為には、磁気回路の最高透磁率を発揮する電圧を設定し作動させなければなりません。
励磁電源の電圧は、スピーカーの磁気回路に使用する金属の透磁率、形状、コイル特性等により、最適電圧が異なりますので、ユニットごとに精密な計測を行い決定されなければなりません。電圧に対する反応が敏感なユニットであれば、設定電圧±0.2V違うだけで音調が大きく変化します。
古い励磁スピーカーは、設定された電圧が正しくないものが多いですので、最高透磁率を計測して設定すれば、豹変するスピーカーも多いと思われます。
これは従来の励磁スピーカーに、最大透磁率を活用できる技術が確立されていなかった為で、最近海外で生産され始めた新しい励磁スピーカーも同様です。

uiWh7Rzh
「鉄の磁束密度と透磁率の関係」

②励磁用コイルの共振抑制設計
 励磁型スピーカーを作動させる電源は直流ですので、従来共振は発生しないと考えられて製作されておりました。しかし、ボイスコイルの運動で発生する逆起電力は音声信号と逆相を示す交流ですので、励磁コイルは常に共振を伴います。励磁コイルが共振を起こせば磁束に乱れが発生し音が濁ってしまいます。
Feastrexは、共振を抑制する設計の励磁コイルを採用し、澄み渡った音の再生を実現しました。

DSCN0578
「Nf-9Ex・磁気回路と励磁コイル」

③逆起電力対応
 励磁コイルに発生した逆起電力は、一体となっている励磁電源に影響を及ぼしますので、
励磁電源は独立した存在でなく、励磁コイルと同一回路として設計されなければなりません。
Feastrexは、これまで定電圧、定電流回路などを試してまいりましたが、現在はチョークインプット回路を採用しております。
古典的な回路なのですが、最新の技術により製作された位相特性が優れている、ファインメット・チョーク並びにフィルムコンデンサの出現により始めて実現したもので、従来のチョークインプットとは一線を画する性能を発揮します。
励磁コイルから電源に還流する逆起電力が、これらの部品によって位相に乱れが生じると、励磁コイルに乱れた信号が再還流するため音が濁ってしまうのです。

逆起電力
「励磁コイルから電源に還流する逆起電力」

④位相管理
電源トランスによる位相の乱れは、整流後の直流にも影響を及ぼしますので、位相の乱れが生じない特注のファインメット電源トランスを採用しております。整流回路も同様に位相の乱れを生じることが無いような配慮をしております。
位相の乱れは、信号の時間差を作りますので、音が重なり合ったり、間延びをして、単音にもかかわらず付帯音を伴うような、不明瞭な再生音となってしまうのです。

以上のように、ユニットごとの最適電圧の決定や、回路内で位相が乱れないように設計することにより、澄み渡った再生音を得ることができるのです。

DSCN1517
「位相特性に優れた、最新のチョーク&コンデンサ」

電源の位相の乱れは励磁電源に限らず、アンプやCDPなど、あらゆる再生機器に大きな影響を及ぼしますので、正しい音の再生を目指す方にとっては今後の大きな課題になると思われます。
読者の皆様には位相特性について、まったく理解できない方が多いと思われますので、近いうちに「位相と再生音」について、改めてお知らせするつもりです。

最新の技術で鳴らしている励磁型スピーカーの音が気になる方は、山梨の試聴室まで確認しにおいでください。



“Feastrex 注目のブログ12選”
ユニットの価格表   インドオーディオ賞 CESレポート・①  励磁スピーカー特徴
RMAF レポート③  RMAF レポート①  和紙製コーン紙  日本キノコ学界賞
球形磁気回路米国の評論記事 励磁スピーカー①  励磁スピーカー②  

BLOGランキングに参加中です。
応援してくださる方、下のバナーのクリックをお願いいたします。m(__)m

にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへにほんブログ村 健康ブログ 健康食品・自然食品へにほんブログ村 オヤジ日記ブログ 恋するオヤジへ
[ 投稿者:Beekon at 16:51 | スピーカー | コメント(0) | トラックバック(0) ]

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://shinshu.fm/MHz/06.94/a06788/0000378022.trackback

この記事の固定URL
http://shinshu.fm/MHz/06.94/archives/0000378022.html

記事へのコメント
 
簡単演算認証: 4 x 9 + 5 =
計算の答えを半角英数字で入力して下さい。
名前: [必須]
URL/Email:
タイトル:
コメント:
※記事・コメントなどの削除要請はこちら