
R先生のご自宅は、兵庫県西宮市苦楽園五番町にあります。
芦屋と隣接する丘陵に、とんでもない規模の豪邸が建ち並んで、全くの別世界が広がっています。
4月に納品した、Feastrex・Nf-5eαPIPモデルの右側から音が上手く出ないと言われ、お伺いしたのは7月のことだった。
スピーカーがこわれることは殆ど無いので、真空管アンプ(MAEKAWA・CV4055PP)を持参してみると、やはり先生の高級アンプが壊れていた。

CV4055アンプの音を出したとたんに、私にも真空お管アンプを製作してくれと言い出してしまったので、ご要望にお応えすることにしました。
MAEKAWAさんは多忙なので、今回はSUZUKI氏に依頼して製作しましたが、R先生の要望が高いので、世界に類の無い最強のアンプとして完成したのがこのアンプ。

「先日納品した、R先生用・6V6PP真空管アンプ」
トランス類は全てファインメット、配線は全て銅単線に銅箔シールドを施した特製ケーブルで、位相が狂わない、ケーブル近接効果を排除した世界初のアンプなのです。
位相が狂っているアンプの音は、昔のアナログテレビのゴーストのように何重にも折り重なったような音、ケーブル近接効果の音は滲んでボケた音、この両方を排除したアンプが再生する音は・・・音楽の密度が高くて濃い音がする。
誰も聴いたことが無い領域の音楽表現は、音楽を聴く幸せをシャワーのように惜しげなく浴びせてくる。
R先生の、この上ないと思われるほどの笑顔が全てを語っていたのでした。

両脇のタンノイは捨てようかと思うほどスカスカな音なのだが、録音の悪いソースを聴くのに良いと言う事で、捨てられずにすんだと言う。
Feastrexの再生能力を100%引き出すなら、こんなアンプが必要だとしみじみと感じた音なのでした。
こんなアンプを欲しい方は、ご相談ください。
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