9代目・人間国宝 岩野市兵衛氏(左)とご子息(10代目?)市兵衛氏が持っているのは”D-5nfゴールドモデル”だ。
我々が捜し求め、試行錯誤の末にたどり着いたコーン紙の最適素材は、和紙である。
美しい音色を出す和紙の作者を調べた、人間国宝・岩野市兵衛氏の手によるものと分かった。
氏は、試作したスピーカーの音色を聴き、直ちに和紙の新しい使命を理解した。
前に書いたが、Feastrexスピーカーの音質を保証する重要な素材は
岩野市兵衛が渾身の技ですき起こした越前和紙である。
8代目の和紙は”ピカソ”が惚れて愛用し、他の紙には目もくれなかったと。
9代目の作品は、スピーカーコーン紙として最も魅力的な素材と解り、懇願して
特注規格の配合により生産をお願いした。例えば依頼した厚さは335ミクロン。
出来上がった和紙を計測すると、なんとプラスマイナス5ミクロンであった。
人間国宝とは凄まじいほどの修練による、ミクロン単位の技と魂の融合なのであり
その存在そものが“芸術”であると言わざるを得ないのである。
氏の和紙は人柄からにじみ出る温かさ、厳しさ、日本刀のような強靭さを備えている。
その音は、今や世界15カ国のオーディオファンの耳と心を捉えて放さない。
外国人に “何でこんな音が出るんだ“ と怒られるように叫ばれる!
日本の国の宝が作った和紙とNaturflux磁気回路の説明をする。
納得しないのか・・・次には“ウファーは何処に入っているんだ?”と聞かれる。
オッサン、これは「フルレンジスピーカー」って書いてあるでしょ!
5インチスピーカーからこれ程の低音が出ることにも理解しがたい様子なのだ。
このオッサンもやがて、興奮が冷め、夢見るような表情で視聴室を後にするのだ。
Feastrexの進撃は、まだまだこれからだぞ。
BLOGランキングに参加中です。応援してくださる方、下のバナーのクリックをお願いいたします。m(__)m

