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2006年09月23日
著作権保護 50年から70年へ
 著作権の保護期間を著作者の死後50年から70年へ延ばすように文化庁に要望書が提出されました。

 何故、延ばすのでしょうね?
 この著作権の保護期間は、1886年のベルヌ条約(正式名称は凄く長いです)の第7条に定められた物を基としています。ベルヌ条約は国際的なものですが、別途自国内で期間を定めてた場合は、そちらを優先するようになっています。

 この著作権の保護期間延長は、欧米先進国の著作権保護期間が70年だから、日本も70年にすべきであるとの根拠に基づいています。

 それを受けてか日本国内では2003年に映画の著作権に関する保護期間を70年に延長することを盛り込んだ改正著作権法が可決、成立しています。この改正著作権法が成立した時点で、映画の1953年問題というものが生じていることは、一部報道期間でも報道されたので知っている人もいるでしょう。

 さて、ベルヌ条約の著作権保護期間が50年であるというのは何故なんでしょうか?

 一般的に広まっている見解としては、著作者の配偶者ないしは子どもにも生活を支えた点で報いる必要があるのではないか、ということで決められたとされています。

 普通の場合なら著作者が死んでから50年となれば配偶者も死んでいる場合が多いと思いますし、子どもも自立している可能性が高いと思われます。まぁ、死後作品が認められることもあるわけですから、その著作物の恩恵を全く子孫が得られない場合もあるわけですが……。ちなみに海外での著作権保護期間の延長は、クラシック作曲家の子孫たちが求めた結果であったりします。

 この要望書は「著作権問題を考える創作者団体協議会」が提出したのですが、著作権保護期間が短いと創作意欲の減退に繋がるのではないかと述べていたりもします。

 そうなのでしょうか? 著作者が創作した著作物の成果を受けるのは生きているだけの間のはずです。配偶者や子孫にも成果を享受して欲しいと考えるのは、家族思いかもしれませんが、創作意欲の減退に繋がるとは到底思えません。

 また著作権の保護期間を過ぎても稼げることが出来る作品は全体の2%程度だそうです。この保護期間を延長することによって稼げる2%のものというのは多分、その著作権を管理している人たちにとって稼ぎとしてかなり大きいのでしょうね。

 独占状態が解除されることによって、他の人が著作物を利用して稼ぐのが許せないというのが根拠なら嫌なものです。だいたい著作権が切れたものを利用した商売は今までの値段設定より安くされて著作物が売られることが多いわけです。他が稼ぐのが嫌ならば、著作権が切れたと同時に安価で販売しなおせばいいと思うのは短慮なのでしょうかね。

 まぁ、色々と情報ソースが怪しい部分もあったりしますが、取り敢えず思ったことを書いてみたりしました。あなたはどう思いますか?

参考URL
「著作権保護期間の延長を」--権利者団体が要望書 ネット時代も意識(ITmedia)
著作権の保護期間(Wikipedia)

2ちゃんねるで学ぶ著作権
牧野 和夫
「どこまでOK?」迷ったときのネット著作...
中村 俊介
著作権とは何か-文化と創造のゆくえ
福井 健策





[ 投稿者:betrayer at 00:00 | 普通 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

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