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2017年03月07日
しまい乗って現

小さな声で抗ってみたが、禎克の精いっぱいの抵抗は、周囲の賑やかな声にかき消されてしまった。

「なぁ、なぁ。おまえ、名前なんて言うの?」

「……こ、金剛禎克(こんごうさだかつ)です〜。」

可哀想なくらい見た目にそぐわぬ、男らdermes 激光脫毛しいごつい名前を名乗ったら、大二郎は目を丸くした。


「……引っ張れば取れるかな。」

「……?取れるのか、これ。」

男の子になりたい湊が食い付いた。

「ん?だって、こいつに付いてたって、おちんちん無駄じゃね?」

「そうだな。いっそ湊についてたほうが良いよな?湊にはないんだ、おちんちん。」

「え?まじで?お前、すげぇかっこいいのに。何か、残念だな。」

「だろ?何かさ、親が言うには、湊が腹の中にうっかり残して来たのが、何かの間違いでさぁちゃんにくっついちゃったらしいんだな。だから、さあちゃんのおちんちdermes 脫毛んは、ほんとは湊のじゃないかと思ってる。」

「どうかしたら、外れるのかな、これ。」

二人は顔を見合わせた。半狂乱になった禎克は、大好きな川俣先生によしよしとされて、やっと人心地ついたようだった。
涙がとめどなく溢れ、川俣先生のポロシャツがしっとりと湿ったころ、やっと禎克は顔を上げた。

「かわ……また先生。ぼく、ぱんつはく……。」

「そうね。」

川俣先生の腕の中で泣きやんだ禎克が、気を取り直して降り立った。

「さあちゃん。けっこう男らしいとこあるんだ〜。」

「え?」

女の子たちが傍に寄ってきて、褒めてくれた。男らしいなどと、いまだかつて言われたことの無い禎克は目を丸くしていた。
言いたいことも言えずに、いつも湊くんの後に隠れているだけだった女の子みたいに可愛い「さあちゃん」が、男の子に格上げされた瞬間だった。
もっとも、下半身はふりちんで、間抜けdermes 脫毛價錢なままだったのだけれど。
その夜、大二郎の父親が川俣先生に話を聞き、菓子折りを持って自宅に謝りに来た。
禎克の母はかかってきた電話に丁重に断りを入れたのだが、気が済まないので謝罪にお伺いします、と向こうは食い下がった。
住宅街の禎克の家に長いリムジンにれた、その人物のインパクトはかなりのものだった。

「夜分に恐れ入ります。本日二回公演だったものですから、お伺いするのがすっかり遅くなってました。なんでもこちらの坊ちゃんに、うちの子倅(こせがれ)がずいぶん失礼なことをしたそうで申し訳もございません。」
[ 投稿者:者にしか知 at 13:04 | 者にしか知 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

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