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2010年01月06日
親権制限へ?!児童虐待防止法改正
世界中からドイツの自由な教育選択の権利を奪わないように!との願いをこめて千羽鶴を送るキャンペーンが始まったことをお知らせしたばかり・・

ドイツで、法律改正によって登校義務となりHEなどを親が選択すると主張して実践すれば?
罰金、最悪の場合親権剥奪となる

・・そのために世界中からドイツの自由な教育選択の権利を奪わないように!との願いをこめて千羽鶴を送るキャンペーンが始まったことをお知らせしたばかり・・

ところがどうかすればそれに近いことが起こりかねない?そんな法律改正が検討されている・・
そんな気になる記事が掲載されていた。


えええ!!! それっていったい何?

「法務省の児童虐待防止対策に関する研究会が、
児童を保護するため親の親権を一時的に停止させる民法改正が必要との報告書をまとめる方針を固めた・・」

つまり児童虐待防止法の改正ってこと。

な〜〜んだ 児童虐待問題じゃない!!!

そんなのどうして不登校やHEに関係するのさ????

そんなの関係ないじゃない!(怒り)?

それに虐待なんだから・・へんな親なんだから親権制限したっていいじゃない!!!?

まあまあ・・


これまでだって、「家裁」が親権はく奪を宣告する「親権喪失」制度がある。
なんで親権剥奪をやりやすくするのかな・・

記事によれば

 
・・「いったん喪失手続きをとると回復させるのは困難」
だから

「研究会は親の子供に対する権利や義務といった親権の全部か一部を一時停止させ、
親が改善されたと判断した後に回復させる制度が必要と判断」

した。

で、具体例として

病気の子供に必要な治療を受けさせずに放置する「医療ネグレクト」をあげて
・・親権停止により柔軟な適用が可能になる・・という記事が掲載されていた。


これは運用次第で大変な事態となりかねない・・

何故って?

思い出してほしい・・
2008年に発覚したこどもを監禁した事件のことを
北海道札幌で母親が娘を8年監禁していた。

その事件をめぐって当時毎日新聞に

「外出を認めない、学校に行かせないという不適切な養育は虐待で、
ネグレクト(養育放棄)に当たる」(道都大の小銭寿子准教授(社会福祉論)
というコメントが掲載されたのだ。


外出を認めない。。つまり監禁、軟禁は確かに虐待ではある。

しかし・・学校に行かせないというのは虐待ではないとされているはずなのだ。

少し前の岸和田の少年虐待事件のときにも不登校と虐待が混同されかねない状況となった。 
しかし 不登校と虐待とを混同してはならないと何度も確認されてきている

特に2007年5月24日の参議院厚生労働委員会で虐待防止法改正問題が審議されたときには 何人もの議員から不登校イコールネグレクトと短格的に考えて不登校というだけで保護が必要と判断されることなどとあってはならない
と発言が繰り返された。

しかも1999年に厚生労働省との交渉で、学校に行かせないが即刻虐待に当たるとはいえないと確認済みとなっている。
子どもの人権連 いんふぉめーしょん No63 1999年8月号 掲載



な〜〜んだ大丈夫じゃないって?


国会審議などを知っているよ!

だけど このように常に 学校に行かせないことが虐待だ〜〜とか家庭で文部省のカリキュラムを
させていなければ虐待だ〜〜なんて福祉や法律を専門にしている方からさえいえ 子どもの人権を擁護しているはずの人からさえ??聞こえてくる。。

しょっちゅう 虐待だ いえ 違う ・・いったり きたりしている。。


だったら 今回だってまた 確認をすればそれですむじゃない〜!

いいえ 今回はまたちょっと気になることが増えたのだ

なんどもお知らせしている子ども・若者育成支援推進法で不登校の子どもの家庭にまで
アウトリーチ(家庭訪問をして登校支援)を取り入れられ、おまけに医療支援までくわわった。。


子どもが学校にいかない場合 家庭に介入される公的な支援(?)をとめることがとても難しくなったのだ。

体罰やいじめ問題でつかれきったこども・・理由を言わずに学校に行かず家庭にいる子ども・・
そんな子どもをささえている親・・そんな家族に介入されかねない・・(子ども・若者育成支援推進法)
だって 体罰やいじめなんて学校で把握しているはずがない・・
子どもが命を落としたって・・あったとかなかったとか・・
だいたい体罰をした教員は隠すに決まってる・・
人の人生を台無しにしても 保身に走るのだ・・(寄り道はこの辺にして)


で、アウトリーチで学校復帰をさせようとている方々に
「子どもは病気なんかじゃない!ほっといてください!!!」
なんて親がいったら いったいどうなる??

子ども若者育成支援推進法では 親へも医療支援をあげている
こんな親に医療行為を受けるよう勧められる?・・疑問1


不登校解決のために「公的な支援」は子どもにカウンセリングや医療行為を推奨したいとのぞんだとき
もしも親が拒否したら?・・・

これは医療ネグレクトとされるのか????・・疑問2

学校に行かせない・・を教育的なネグレクトとされれば・・疑問3

ひとごとではなく

虐待で親権制限となりかねない???・・疑問4


いったい何が問題かって?

ドイツと同じ・・

世界人権宣言第26条3

「親は、子どもに与える教育の種類を選択をする優先的な権利を有する」
が日本では有効ではない。

この世界人権宣言第26条3に謳われた「子どもへの教育の種類の選択」の優先的な権利を主張し、
不登校の子どもを安心して家庭においておくことがむずかしいからだ!!

教育は子どもにとって権利のはず・・
その権利の保障方法のひとつ 学校

親が学校が子どもにとってふさわしい 安全な場であるとは思えないとき 
あるいは子どもにとって学校よりも家庭のほうが成長の場にふさわしいと判断したとき 
この26条3で子どもを学校から引き取り 安心して子どものペースに合わせて成長を応援することがいまのところ難しい・・

日本では親は子どもを学校に行かせる義務があるのだ。(就学の義務)

ただし今のところ登校させる義務はない

が・・今回の子ども・若者育成支援推進法で不登校の子ども達を登校させるための手を尽くすようだから。。。

・・登校義務はないとしても 親に登校させる義務を課すのに似てきた?

なんだか
いや〜〜な気がする。



 児童虐待防止法改正・・

またまた

不登校は虐待ではないという確認が必要だ。 そしてまずは教育が権利であること 
世界人権宣言第26条3
「親は、子どもに与える教育の種類を選択をする優先的な権利を有する」
確認する必要がありそうだ・・


そして子どもにかかわるすべての人々に思い出していただきたい・・


《気づいていれば、絶対学校に行かなくていいと言った。後悔の思いがあふれる。》
福岡県でいじめ自殺で亡くなった少年の家族の言葉を。

命を脅かすそんな教育なんてあるはずがない・・


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<児童虐待防止>親権停止も必要 法務省研究会報告書提出へ
12月31日2時30分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20091231-00000004-mai-soci



虐待防止へ親権制限=11年にも民法改正-法務省
1月5日18時15分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20100105-00000129-jij-pol


親権制限で虐待防止…法制審に制度見直し諮問へ
1月5日3時7分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=
20100104-00001343-yom-pol
[ 投稿者:きょん! at 09:50 | 法律 | コメント(6) | トラックバック(0) ]

この記事へのコメント
はじめまして
私の長男(小1)も不登校となり、家で勉強を教えつつ、のんびり過ごしています。
担任は、「子供は教育を受ける権利がある」と言いながら、「学校は行かなくてはいけない」と親の私にも平気で言います。言ってる事の矛盾を指摘しようか考え中です・・。

記事にある親権停止制度については、希望的観測かもしれませんが、不登校に適用するには障害があるような気がします。
国にとって一番のリスクは訴訟問題ではないでしょうか?
親権停止をちらつかせて、不登校を無理に解消したとしても、その子供が自殺でもすれば、確実に訴訟が起こるでしょう。
特に、親権停止が行われて、施設から学校に通っている間に自殺が起こってしまった場合、言い逃れができません。そのリスクを背負ってまで不登校を減らすことにやっきになっても、
大人になって働かなければ国にとって利益はないのですからね・・。このアプローチは歩が悪いような気がします。でも最近の中国寄りの政府は何をするかわかりませんね・・。


投稿者: ゆり at 2010-01-09 14:40:31
ゆりさんへ
コメントありがとうございます。
>記事にある親権停止制度については、希望的観測かもしれませんが、不登校に適用するには障害があるような気がします。

そうですね・・・・そうしなければならない、法律改正のときに明確な歯止めが必要なのだと思います。


問題は 以前からお伝えしている子ども若者育成支援推進法可決により不登校の子どものいる家庭に公的なサービス?が介入するとなりました

つまり・・指導が?どんどん家庭に入り込んできそうです。

自殺を含む さまざまな問題から不登校の子どもに登校刺激をしてはならないという政策だったものが、数年前にほっておいたから不登校問題がかたづかない!だから登校刺激をしなければならない!!と変化し、とうとう子ども若者育成支援推進法で、不登校がニート引きこもりにつながる! やがては生活保護をもらっていくようになるから、不登校のうちにその問題を片付け、ニート引きこもりをなくそう!!
と なりました。

そしてその対応方法は
不登校、ニート、引きこもりの人を家から引き出し、地域の掃除や 自転車整理などをさせて社会に適応させよう~
そして働かせよう!!というもの。

医療も支援策のひとつとなっています。

中学を終わったらすぐに就業させる!!!それがニート引きこもりを減らし、生活保護の費用削減につながる・・

子ども若者育成支援推進法の考えです・・

不登校、、ニート、引きこもりの子ども(人)を支えている親がこの考えに心から賛成するとは考えにくい

・・とすると・親と支援する側とのトラブル ぶつかり合いが起こりかねない???

そのとき 何がおこるのでしょう??

かつて不登校で苦しみ 自殺でなくなっていった子ども達がいました。

・・社会はいったい何を学んできたのでしょうか・・

ゆりさんコメントありがとうございます。
お子さんをどうぞ大切に!
投稿者: きょん! at 2010-01-09 22:59:14
ご相談があるのですが・・
以前こちらの記事にコメントさせていただきましたゆりです。
きょんさんの疑念が実際になるのか?というような展開があったので、ご相談させてください。
状況は相変わらずなのですが、市の相談室から小児精神科の先生の受診を勧められました。勧めてくれた方の言い分は、「お子さんは学校へ行きたくない理由がはっきりしないので、もしかすると大きな葛藤があるのかもしれない。それを聞いてもらいましょうか?」でした。
カウンセリングのような事かな?と思い、「お願いします」と承諾したのですが、もしかすると不必要な投薬治療になるかもと不安になってきました。

子供は言動など、おかしいと思えるところはなく勉強を嫌がる事はあっても家族で楽しく過ごして幸せそうです。

一度でも医師に薬を処方されたら、子供が学校に行くまで受診を続けさせられ、こちらが断ったら法律を振りかざす気?と疑心暗鬼になってきました。
やはり受診を断るべきだと思われますか?
投稿者: 名無しさん at 2010-02-28 16:02:01
ゆりさんへ
とても難しい問題ですね。

カウンセリングがいまのお子さんにとってゆりさんが考えて必要なのかどうか・・親は子どもの最善の利益を考えもっともふさわしいと思う行動をとらなければなりません。そしてその権利があります。

ゆりさんはとても大切なことを書いていらしゃいますよね。
>子供は言動など、おかしいと思えるところはなく勉強を嫌がる事はあっても家族で楽しく過ごして幸せそうです。

勉強を嫌がるといっても、それは学校で教えているものでしょう?
おこさんは日々あたらしいこと 例えば漫画を読むことで文字を学び、テレビをみて新しいことを学び 空を見て。。。、例えばゲームをしても、攻略方法を考える・・脳は学んでいると思いませんか?

勉強を学校で教えているカリキュラムと同等と思えば学習を嫌いだとゆりさんには思えるかも知れませんが・

お子さんは幸せそう・・ 毎日暗く 希望もなく 何もしない食欲もなく・・つらそう・・・
ではなさそうですよね。

お子さんにとってもっともふさわしいと思われることを選べるのは「親」しかありません。

間違いのない選択をなさって下さいね。
投稿者: きょん! at 2010-02-28 23:50:23
アドバイスありがとうございます!
>カウンセリングがいまのお子さんにとってゆりさんが考えて必要なのかどうか・
カウンセリングならいいか、と思ったのは、
子供の心の中に大きなわだかまりがないか心配だったのです。親の事で心配を掛けたりした過去があったものですから、そこがはっきりすればホームスクーリングもうまく進むかな?もしかすると学校に行きたくなるかな?という思い(親のエゴかもしれません)があったのです。
その後いろいろ考えましたが、お医者様に診てもらう時に、投薬治療、継続治療は受け入れないと始めにしっかり伝える方向にしました。
>お子さんにとってもっともふさわしいと思われることを選べるのは「親」しかありません。
本当にそうですね。学校や適応教室の先生も、相談室の方も、学校に戻ればそれでOKですものね。
子供の最善の利益とは何なのか、きょん!さんの記事をこれからも楽しみにしつつ、じっくり考えさせて頂きます。ありがとうございました!
投稿者: ゆり at 2010-03-01 11:48:34
ゆりさんへ
>子供の心の中に大きなわだかまりがないか心配だったのです。親の事で心配を掛けたりした過去があったものですから、そこがはっきりすればホームスクーリングもうまく進むかな?もしかすると学校に行きたくなるかな?という思い(親のエゴかもしれません)があったのです。

そうですか。 この際 直接お子さんとゆっくりと話してみるのもいいかもしれない・・ふとそう思いました。

お子さんを大切に!

投稿者: きょん! at 2010-03-01 23:15:04

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