1970年代にイギリスのホームエデュケーションサポートグループ・エデュケーションアザワイズが数家族によって設立された.
その設立メンバーの一人ファーンリー氏の長女ローズさん(31歳)がEasy Living Magazine ( May2005 )のインタビューに答えている。幼少時代を東アングリアとヨークシャーで過ごしたとい
う・・・・
ファーンリー夫妻は『子どもは自らの選択権を持っている』と考えていたという。そのため6人のこどもすべてに『自ら学校へ行くかどうか』決定権を与えたそうだ。5歳になったローズさんはただ単に『歩いて通えないのなら学校には行きたくない』そういって学校へは行かなかったそうだ。
親と買い物に出かければ算数を学ぶ・・といった具合毎日の生活の中から学んだそうだが、たのしく遊んでいたので、勉強をしたという意識はないようだ。
『エデュケーション・アザワイズ設立当時メンバー達は近くに住むことで、子どもたちを孤立させないようにしていた。』ファーンリー氏が10年くらい前に話していたのを思い出した。
70年代当時は、イギリスでもまだホームエデュケーションを選択するのは楽ではなかったと話していた。
子どもを一人家に置いて出かけることを法律で禁止されていたから・・ガソリンをいれに出かけたいと思っても、こどもが行きたくないと拒否すれば置いていくしかなかった。とても心配だった・・・・(もっとも、今もそうかもしれない。)
ローズさんは一度だけ学校に通ったことがあるそうだ。
そのときのことをこう言っている。
『すごくショックだった。みな自分で選んで学校にいっていると思っていた。だから何故授業中騒ぎ学ばないのか理解できなかった。母に言った、あの学校には通えない。あそこに行っていても、うるさくて学べないから』
結局彼女は学校をやめ、誰からも強制されることなく、学びたいと思うことを学び続けたのだそうだ。だからこそ、学ぶことが大好きなんだそうだ。そして家族と共に過ごした時間が他の人よりもずーと長かったぶん、年齢の異なる人誰とでも仲良くやっていけるのだと感じているという。
ローズさんは言う、『ホームスクールは誰でもが出来るわけではない。親はただこどもを学校から引き取るだけではすまない。親はこどもと共に多くの時間を過ごさなければならない。ほっておくわけにはいかないから大変だろう。私の親は自分のことは自分で決定する自由をくれた。そのことで、他の人に対しても同様に尊重することを学んだ。だから人を過度に批判することはしない。ある人にとっていいことだからといって他の人にそれが当てはまるとは限らない。違いを楽しむべきなのだと思う。』
Easy Living Magazine ( May 2005 )England より