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2014年07月10日
今日のあたしは幽霊であった
男が家を出れば七人の敵がいると謂う

女は紅を引いてたたかうのだと佐伯かよのは描いていた

フロイラインのやうに良い藁になろうという意気は無く
あたしが誤るかもしれない事態を
あたし達すら警告をしないでいるということに戦く

数年ぶりの帰路を辿り幾つかの記憶を振り払いながら電車を待って
家に着けば
あたしの維持している快適を貪るだけの
無自覚の血統

時は行き過ぎたのだから
もう永遠に戻りはしない

其の人の敵をあたしは見たことがない
退くことのない人間の覚悟と時間は
あたしを酷く悲しくさせる
重ねるほどにあたしは耐え難くなるやうな気がしている

生温い不快な泥濘がいつでも脚に纏わりついて
意味のないことだとわかっていても毎夜脚を洗わずにはいられない
泥濘を抜け出すか
脚を切り落とすか
どちらが楽かわかっているくせに
[ 投稿者:Reimi AYADA at 01:16 | mon chéri Arlequin | コメント(1) | トラックバック(0) ]

この記事へのコメント
無題
中国の有名な作家張愛玲の言葉を思い出した。
女は異性からの愛情をもらえないなら、同性から尊敬されないって。
投稿者: クロエコピー at 2014-07-10 11:52:59

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