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2016年12月29日
ヤング たんぽぽ娘
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たんぽぽ娘よりはときが新しかった頃の方が好きだ


伊藤典夫氏がボーイミーツガールに寄ったとしているが
河を下る旅
エミリーと不滅の詩人達
11世紀エネルギー補給ステーシュンのロマンス
ジャンヌの弓
が気に入った

篇ずる短編集は撰もだが並びも大事だ
これはいいフルコース
[ 投稿者:Reimi AYADA at 01:38 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2016年10月27日
イスラム飲酒紀行
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語り口に覚えありと手繰っていたら
ケンムン書いてた高野氏であった

著者は酒飲みである
休肝日はまだない

こんな著者の執念を差してどこかに言い訳をする
ほら、あたしアル依存じゃないよ!と

しかし彼ほど取材と別に酒のエピソードがあるのはズルい体質である
楽しそうだ
楽しいんだろう


このところ夕方に見舞う胃の腑あたりの気色悪さで
アルコールを敬遠しながら大根を料理して
銭湯で身体を解すのとはわけが違う
風邪による体調不振と貧血
ワインを入れればたちまち安定する
[ 投稿者:Reimi AYADA at 02:26 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2016年10月21日
しんがり 山一証券 最後の12人
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あたしは確かにそのニュースを見ていた記憶がある
だが何が起こっているか知らなかった
その会見が衝撃的であるとすら判断できる経験がなかった


以前新聞かどこかで元山一の女性が
「私たちは山一の下駄を履かせて貰った」
というやうな記事を目にしていた

去年WOWOWの予告を目にして
官僚たちの夏と似た仕立てに惹かれて三鷹の駅ナカ本屋で手に取った
あとがきだけ立ち読んだその時は
何故か読めない気がして
今回やっと入手

実際済みの過去
手の触れることが叶わない歴史を読むのは
苦しい

清武氏の圧縮に助けられて
意識して目を離しながら読了

生者の証言は貴重な実録であらう
ただあたし自身あまりに知識が乏しい

万里姐著作への東欧知識の乏しさ実感とおなじように
打ちのめされる

羨ましい
自分は今居るところからしかアチラを眺むることしかできない
少しばかりは羨ましい

これがとても日本的な記録であることも感ずるのは
しんがりというタイトルへの美学かもしれない
[ 投稿者:Reimi AYADA at 23:57 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2016年09月21日
佳境
妹が力説していた

精神的に向上心がないものは馬鹿だ

に無事辿り着きました!

太宰派で劇作三島贔屓にして漱石苦手だったけど
サクサク読める〜
秋の夜新しき世界
[ 投稿者:Reimi AYADA at 22:28 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2016年07月29日
オリガ・モリソヴナの反語法
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読了

本屋を5件当たり渋谷紀伊国屋で遇えた
ラジオは来週もあるけど先んじて開けば一日で

限られた時間の中でこんなに順調な謎解きになることは
ノンフィクションではまずあり得ないんだけど
散りばめられたものを順に拾っていくシーマチカとカーチャと共に息を詰めて
オリガとエレオノーラを追いかけた
証言大河

ソビエトと東欧の近代について、あたしは圧倒的に知識が足りない
米原女史の来歴について今回初めて知った

異国の丘から拡げて夢顔さんによろしくを読んだり
ボスニアを経験した少年の手記ともフィクションともつかない大作をネットで読んだことがあるけど
全体の歴史政治がわかっていないからいまいちピンと来ない
アラベスクやあき姫(変換出ない)でただ何となく鉄のカーテンの匂いを嗅いでいたのを思い出す

窓から見える世界はなんて広いんだらう
縁に足を掛ければ、窓は忽ち扉になる
何度も何度も味わってきた感覚
窓の外を明るくしてくれるのは相変わらずラジオと舞台なんだわ
[ 投稿者:Reimi AYADA at 01:47 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2016年06月13日
逃げ恥新刊
海野つなみ様

ドラマ化決定おめでとうございます

帯を見てKISSの事情からのファンは感無量です

そして世間はやんや言って
あたしのイメージとは違うスタッフと俳優たちが
作者と異なる意図の下に違う世界を拵えるであろうことに
既にがっかりしているのは
この国のエンターテイメントのつまらなさからもたらされる先入観…だといいなぁ(諦念)

彼女が描く世界観が好きで
画は巧くはないけどチラチラと作者の主張の折り 差されたコマが沁みて

本当なら少煌女あたりをNHKがラジオドラマ化してくれたら絶賛なんですが

ともかく
ドラマ化おめでとうございます
[ 投稿者:Reimi AYADA at 14:44 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2016年06月07日
吉原と島原
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春のおどりから派生したアンテナ

学術文庫だけあって資料からの考察が豊富で
イメージによる艶っぽさがない

廓設計から火事や大尽の財力恋の作法まで
数字と歴史と残ってるエピソードやが淡々と連なるのが興味深い

心中の下りも関連書籍を拾いたいが
何よりあの愛瀬と華月くんの金棒引き
火の用心で軒下を引き廻るものだそうだけど
岡場所では茶屋遊女の見分に来たお役人を見世に報せるためのもの(になったのか、として発生したのか)だったらしい

興味さえあればニンゲンは賢くなるなぁ
[ 投稿者:Reimi AYADA at 23:25 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

酒場めざして町歩きで一杯
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仕事上がりにでんがなで大ハイボールで乾杯してる集団を見てると
女にも酒場は必要なんだってひしひし思う
共有する人を欲する

正解の答えの出ない時代の割れ目
男も女も働いてお給金貰って束の間酒という水を飲んで語らって
人生は過ぎ行く

美味しいものは文章の中にある
歩いて疲れてふらりと酒場に踏み入れる
この敷居は男性の方がずっと低いんだらうなぁ
[ 投稿者:Reimi AYADA at 23:10 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2016年06月05日
森茉莉贅沢貧乏暮らし
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待ちきれずに濡れ髪で畳に寝付いて
雨の跡がする白い明け方に起き出して眺めれば
今までモノトーンだった部屋のカラー写真にハッとなる

群ようこでニアミスしていたものの
彼女と決定的になったのは新宿紀伊国屋でムック本を買い求めてからで
甘い蜜の部屋以外はちらほらエッセイを読んだに過ぎない
途中から雨音が好くなり始めて引寄せた毛布に足を入れて
頭に拡がる美味を追いかける
お茉莉の描写はあたしをお勝手に立たせたり
身にないノスタルジックな嗜好品を求めさせたりする

あたしの部屋にも沢山の贅沢なものを揃えている
あたしには鴎外氏も珠樹氏もないけれど
彼女によって焙られ出た自身のものを数えて、満足のために残しておきたいと思ってみる
[ 投稿者:Reimi AYADA at 07:27 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2016年05月25日
宝塚ファンの社会学
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がっつり社会学まで踏み込めていないけど

「宝塚に於けるファンクラブという"機構"」
を分析していてなかなか面白かった

自分はこの機構の実感はないんだけど
どこも大本営の至らないのは愛が必要以上に補完するのが人間なのかな
商業興行の大本営はビジネスだしね
ビジネスは団体より個人手腕だったりする

これまた時代の記録でしかないこと
四季がしばしば引き合いに登場し
OSKがレビューをやってる団体として一度

でもこれは2011年だから2.5が台頭して安定した状態を含めば
もう外側からの研究は不可能だらうな
[ 投稿者:Reimi AYADA at 01:47 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2016年05月24日
江戸風流「食」ばなし
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時折先読の老舗の名に遭遇する

テーマに沿って雑学的なエピソードと古川柳を並べて主に
政の下にある人々の川柳に存外どうでもいいようなことが残っていて
ウマイこと言って
[ 投稿者:Reimi AYADA at 01:07 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

玉の井という街があった
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作者のノスタルジーを発端にした
記録の少ないない幻影も薄くなった時代の記憶

風呂屋の煙突のご主人の記録で見たのかな?
赤線という言葉を知ったのはレミゼラブルで
時代風俗慣習知識を追えば青線も

地名の知識は吉原玉の井飛田程度
昔居た街の路地にあった家並にあった時代の名残を記憶から拾う

そして思わぬところで大宰に遭遇す
[ 投稿者:Reimi AYADA at 01:03 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2016年05月20日
食べもの屋の昭和
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絶対に触れることのできない
昭和と平成の潮目

今は変わったと話す主人たちの姿
30年近く経って
今はもっと変わった

名店老舗の類で食べたいミーハー心と
自分のために遣えるお金の少ない時代

知らないからね
今よりもっとどんどん狭く細くなっていくんじゃない?
何にせよ文化を喪った国は滅ぶやうな気がするよ
[ 投稿者:Reimi AYADA at 00:42 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]