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2019年02月22日
沙名子さん外の人生
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おとな、が一杯だ

青木氏の愛ある筆致
神のみぞなトコロを共有して下さってありがたいと思う

周囲のドラマを組んであったことが少しずつ前作までを埋める

由香利さんのところはゾワゾワして
これはシリーズでなくても一つ過渡する者としての物語だった

勇さん…
確かに沙名子さん視点では全容が明らかに書けない


カボチャの馬車や毒リンゴは信じていないのに
あいするものどおしがむすばれてすへながくしあわせにくらしました
という部分は何故受け入れていたんだろう


あぁ、あたしは昔から早く四十になりたかった
疲れや痛みや回復のしなさも含めて
それを手繰り寄せている
人生は本の中にも、ある

初期別作の格馬が出てきたことが気になる
[ 投稿者:Reimi AYADA at 00:59 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2018年12月24日
モップの精と二匹のアルマジロ
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ああ、これが読みたいのじゃないのに

キリコと大介でなかったら読まなかった
この筆運びでなかったら止めていた

装置は十分、設定はわかるけど
アルマジロ二匹
追ってきたら急に唯の推理小説になる
[ 投稿者:Reimi AYADA at 00:17 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2018年12月23日
ヴァン・ショーをあなたに
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風邪対策に買ってきた本物のオレンジジュース(濃縮還元でないやつ)が、あるんだ

この街で唯一ネブリナの赤を置いてる店まで行って、買ってきた
水とワインを半々、カレー用のクローブを少し浮かべてじっくり煮立て
サーモスのスープジャーに注いでオレンジジュースをたっぷり混ぜる

三舟シェフのヴァン・ショーを思う

新城さんの恋が、叶いますようにと
祈ってしまう
あたしは愚かではないと信じたいのかもしれない

同じ舌を持つ事だって、運命と呼び換えることが出来る
[ 投稿者:Reimi AYADA at 22:28 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

天使はモップを持って
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続感に通じる最終話が、リアルで
現実ここまでワカラナイ男性らの頬をぶん殴って泣きたくなったけど
多分、近藤氏の優しさは深くてドライで
触れない者には触らせない


どうして、女の子も男と同じように、考えて、頑張って生きているということに気づかない男がいるんだろう。
女の子はみんな、綺麗な服を着て真綿にくるんで大事にされたいと思っているなんて、考えてしまう男がいるんだろう。


この優しさが、どれくらいかわかるかい?
父よ、祖父よ、恋人よ
あたしは、寒さに震えながらここを読んだ
[ 投稿者:Reimi AYADA at 22:19 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2018年12月19日
春狂い
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花宵風味の宮木あやこ氏の影はあれど
チガウチガウ、どこかで知っているという既視感

真梨幸子のようで、もっと冷たくて
桐野夏生のようで、もっと書き込まれていて
山岸凉子のようで、色が濃くて
RIKOの頃の柴田よしきが近いか…

これは女性の書き手であらばこそだと思う
異端の中から異形の美を書く
その美は、実はどこにもない

こういう組み編みは翻訳みたいで面白い

ただ、現実を離れていない創作故に
気色悪い
[ 投稿者:Reimi AYADA at 00:36 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2018年12月16日
モップの精は深夜に現れる
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ご飯と掃除
キャラクターの骨組みは違えど、内臓が同じという安心感

青木祐子氏のそこはかとない低温のドライさも好きだけど
べたりとしない視線だけの気遣いさのようなものが近藤氏にはある

どこからでも読める短編集の良さ
エラリー・クイーンが苦手なあたしに流して物語としてくれる構成
大事なのは、安心感

他作も探してみるかな
[ 投稿者:Reimi AYADA at 20:48 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

タルト・タタンの夢
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タルト・タタンが食べたい
ヴァン・ショーが飲みたい
チーズを貪りたい
バケット添えの厚いフォアグラを…!!
仕舞いにはチョコレートが食べたい

OSKのワードがチラッと出できたので
この作者は好い人

日常を切り取れば、人生は日常で
美味は幸福の担保

日常は「そう」でないこともあるから
こういう世界が必要なので
[ 投稿者:Reimi AYADA at 20:42 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2018年11月29日
校閲ガール ア・ラ・モード
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馴染みの書店が
(個人的に所謂懐かしい匂いのする書店だったのに…、最近の本屋は雑誌のボリュームがまったく足りない)
明日閉まるというので
最後の一冊を求める

この作者は役者的にキャラクターを書き分けるのが上手くて
河野悦子が主体じゃなくても段々気にならなくなる

茸の回が中山可穂の卒塔婆小町と王子
ぽんちゃんのAtoZの夏美と秀美(青春アドベンチャー1998!!)ママの時田さんを
ザザザザザーと
『見る』

薔薇の花束で殴られても死ねなかったタイプな人の思い出語りにジンとしていたら
黒真珠から木崎氏がゲストに出ていて萌えた(なんでセレモニー黒真珠売ってしまったのか)

宮木あやこを今のところ欲して在る
フィールドが変わったら触れられなくなった村山由佳のやうに
精神のタイミングがあるよ
近所は既読の野良女しか置いてなかったのよ〜!!
[ 投稿者:Reimi AYADA at 23:56 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

2018年11月17日
革命前夜
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オルガニストの単行本初版(文庫本改訂の前)が読みたくて堪らなくなった

また桜の国での先にある時代
マヤマが咬んでしまったそれは
異邦人としてであるから、割合近寄り易く書いている

DDR当地の作家が写した小説だって探せばあるのだろうけど
恐らく良く書けていて
大分違うのだらうな
[ 投稿者:Reimi AYADA at 13:28 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

夏の祈りは
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こういう作りの世代小説は初めてだ
2話目終わりで戸惑って初めから読み直した

あたしになスポーツの精神、勝利の精神がないので
たぶん、わかっていない
面白かった
[ 投稿者:Reimi AYADA at 13:19 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

雨の塔
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ダ・ヴィンチでセレモニー黒真珠を読んだのが初めてだった
書き口が面白くて本を買って
花宵道中と白蝶花は続けて読んだ
昔書き物ホームページをぐるぐるしていたあたしには面白かったけど
作者の世界に惹かれたわけじゃなかったので広げなかった

これは閉じた世界のぼんやりした色調なのに
感触が強い物語だった
谷村志穂の海猫もこんな感じだったけど(特に母ちゃんの結婚生活と娘の恋のあたり)

装置は完璧に施されて
作者が知っているであろう見取り図が覗きたくなる

おじょうさんたちを見分けにくく書き分けて
あの世代独自の傲慢な気高さと
精神的な自己主義をキチッと書き込んで
でもキナジウムではない

紫煙の匂いもバナナマフィンも輪郭を失って曖昧で
だけどこの装置は魅力的だ

昭和の少女漫画には切り取られていた気がする
叙情というか、語らざるが思春期にしかない共犯の共鳴みたいな
死んでしまいたい、曖昧なあれ
[ 投稿者:Reimi AYADA at 13:03 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

野良女
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裏デイジーラックふう(ふう、である)の女たちが
山田詠美ふう(ふう、である)の切り取りで

書き取られたものに特別なことは少しもなくて
立ち位置違いのバリエーションを無数にある女たちは向こう側でもわかるのだ
(をのこたちは生涯の転機バリエーションが少ないなぁ)
あの三十才付近で罹患るシンドローム的な時期を過ぎたからかもしれないけど

宮木あやこ氏の女たちを書く『肯』は東村アキコ氏の居るところに似ている
てゆーか、同じ駅前の軒違いの飲み屋のやうだ
スナックでもバーでもないけど
「ママ」が店の中に居る時くらいは内包してくれる
ジェーンスー女史も軒並びに居そうね

でもって宮木氏の本はまとめて手に入りにくい
ちまちま探す
[ 投稿者:Reimi AYADA at 12:48 | 小説読本 | コメント(0) | トラックバック(0) ]