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2010年03月24日
花園神社 山王大権現 (北茨城市)
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花園神社 
鎮座地 茨城県北茨城市華川町花園567番地

御祭神 大山咋神 大山祇神 大物主神

境内社に東照宮、愛宕神社、厳島神社ほか

山の中で渓流がある森林にあって、なかなか御神気を感じる神社です。



■花園山の天狗
森厳なる老杉の間には。昔ながら厳しい天狗が棲むと信じられ
境内では戯言は禁物とされている。
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■神社の由緒
明治の初めまでは、花園山山王大権現または日吉大権現などと称された。

花園神社の創立は、約1200年前の昔、延暦14乙亥年年(795年)、征夷大将軍「坂上田村磨」が奥州下向の折に、草創されたといわれている。
大同2年(807年)4月、花園山と号づけ勅額が掲げられた。天長年中(824年〜834年)釈円仁(慈覚大師)が東国に頭陀のおり、当山に修行、負観2年(860年)に天台宗満願寺を再興した。
明治初年、神仏分離で満願寺が廃止になるまで神仏混淆の寺社であった。
前九年の役(1051年)源頼家、八幡太郎義家が安部貞任・宗任を追討のため奥州に向かう際、社参し請願書を納めた。
後三年の役(1083年)にお使いの猿の神が現れ、勝利し上洛のとき、山王幡と源氏の白旗二旒を神社に納めた。
徳川幕府も非常な信仰を現わし、慶長七年(1602年)、家康の社頭領五十石の御朱印を寄進されたのをはじめ、代々将軍の代わるごとに、同朱印書が寄せられた。
当神社は、大北川沿流十ヶ村の総社と称され信仰を集めた。 

■奥の院
神橋より花園川の渓流の沿って上がり、西北2kmの峯の頂上
海抜860メートルに建つ。
途中直下百数十メートルの断断崖に白布を懸けた如き飛瀑大小七滝がある。
神社から奥の院までは40分、下りは30分、帰路は月山、男体、
女体の峰々の社を巡拝す。

■七瀧の伝説
七滝は当社の神瀧であり、そのうち四の瀧は滝壷の深さが知れず、
その底は龍宮に通じていると云われ、またここより16kim
隔てた磯原海岸の天妃山の沖合いにある、亀磯の磯壷に通じていて、そのため海藻が生え鮑が生息すると信じられている。
鮑は花園山の御神体と信じられ部落では一切口に食さない。
為に鮑を採る海女を怨み女人が瀧に来ると鮑が滝壷に引き入れ食べてしまうと云われ、女人禁制の霊山であった。
戦後、その禁を解き、今は老若男女のハイカーで賑わう。
採鮑者からは非常に信仰されて大漁を祈願する。
また大願成就すると一対の生きた鮑をこの滝壷に放ち、
御礼参りする風習が残されている。

■花園山塊
奥の院の峯の外に、笹平、串ヶ峯、岩獄、男体、女体、月山、
栄蔵室などの諸峯がある。これらを総称して花園山塊と云う。
山中に12祠あり。

■御鉾獄の伝説
昔、慈覚大師が女体の麓の沢で、長柄の鉾を突いた恐ろしい異形の
人に出会った。この人、自ら地主自権現と告げて、この山中に霊場をつくることを教えて姿を消した。大師はそれから西の峰に登ったところ、かの自権現の持っていた鉾が立ててあり、引き取ろうとしたが動かなかった。この鉾その後行方が知れず、以来ここを御鉾獄と呼んだと云う。

■大黒淵運だめし石(子持ち石とも云う)
神社より花園川に沿って2km下流の二条の下手の渓流の中に、
大黒淵と云うのがあり、そこに大きな岩がある。
道より小石を投げその岩に留まれば花園の大神様から子宝が授かるとも、願い事が叶うとも云う。

■満願寺のこと
平城帝大同2年(807年)花園山と号し、開山とする。
慈覚大師が東国頭陀した時以来天台宗満願寺社僧により奉仕され、
‘東叡山寛永寺’の末寺であった。
境内には本地堂、釈迦堂、護摩堂、愛染堂、大黒堂、鐘楼、庫裡などの相当数の建物があったが、明治初年、神仏分離で満願寺の廃止と同時に諸堂は除却された。

明治以前は、東叡山寛永寺の末寺で神仏習合の山だったんですね。

神主さんが、「当社は比叡山の神様を祭っていますんで」と仰っていたのが印象的でした。
北茨城の山中に、比叡の神様(山王大権現、日吉大権現)が祭られているとは知りませんでした。
明治以前は、天台宗の寺院もあった神仏習合の霊山です。

奥の院、登ってみたいな・・・
ガイドか熟練の登山経験者が居ないと無理かもな・・・
案内板とか見当たらなかったんですもん(苦笑)


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三猿


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神の化身とされる猿の神像


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東照宮

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天台宗や東叡山寛永寺との昔の関係を記した碑
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神社付近の渓流
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神社前の滝
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神仏習合
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*記事は花園神社社務所発行の、花園神社しおりを抜粋参照しております。

花園神社参拝の際の、お勧め温泉宿はこちら
http://shinshu.fm/MHz/00.07/archives/0000319749.html






[ 投稿者:十兵衛 at 23:55 | 神社 | コメント(2) | トラックバック(0) ]

この記事へのコメント
神仏習合
現場の神職や僧侶は神仏習合時代が良かった事が解っているのに、何で戻れないんでしょうねぇ?
投稿者: 河人 at 2010-03-26 05:12:23
Re:神仏習合
何故なんですかねぇ~
残念としか言いようが無いです。
投稿者: 十兵衛 at 2010-03-26 14:58:49

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